世界各地の地元で人気のローカルなチョコレート店から集めてきたチョコを試食しながら、その旅の希有な体験談をチョコレートバイヤーから直接聞けるという、貴重なセミナーに、2015年1月12日、参加してきました。
楽しくて美味しくて、しかもチョコレートの知識が深まる2時間のセミナーでした。
ポルトガルのチョコは素朴で懐かしい
セミナーの主催は、「フェリシモ」という、会員制通販サイト。ファッションや雑貨、食品まで、センスいいね!と言われるアイテムを数多くとりそろえています。
今回の「幸福のチョコレート講座」は、フェリシモがバレンタインシーズンに行っている会員向けのイベントです。毎年、バレンタイン特集の公開前後に、バイヤー・みりさんが世界中から買い付けたチョコレートを、みりさんの楽しい話を聞きながら一足早く食べ比べできるというもの。
会場には、22名の席がぎっしり埋まり、熱気であふれています。一人にひと皿の試食チョコレートが配られ会はスタート。一堂、熱心にメモを取りながらバイヤーみりさんの話に聞き入ります。各国に美味しいチョコレートを探しに出た旅の話、そしてチョコレートバイヤー18年間に培ってきたその厚い知識、その話を聞きながらいただくと、チョコレートの味わいも深まるというわけです。
みりさんが昨年初めて訪れたポルトガル。そのチョコレートは素朴で懐かしい味がします。創業1933年の「アルカディア」はポルトガルでは最古の最も有名なお店。写真上中央のチョコトリュフカップに入った「ポートワインチョコレート」は、カレム社製の10年もののポートワインがふんだんに入った、おとなの味。ミルクリッチな色なのですが、食べてみるとビターですっきりした味でした。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。