寒の入りも過ぎ、今年も日ごと寒さがつのる時季の到来です。「冷え切った心と体を、せめて温泉で温めたい」と思っている人も多いかもしれませんね。
1万2048人が選んだ「もう1度行ってみたい」温泉地ランキングが発表されました。
2位返り咲き「由布院」、「草津」は3位後退
堂々の1位に輝いたのは、神奈川県の「箱根温泉」。老若男女問わず幅広い支持を集め、調査開始から9年連続の首位キープです。交通の便、街の雰囲気の良さを推す声が支持者の5割を超えたほか、自然に囲まれた環境、「手ごろな料金で行ける」などの点がリピーターに高く評価されたようです。複数の魅力を持つ"バランスの良さ"が、不動の人気の秘密でしょうか。
2位は大分県の「由布院温泉」。街の雰囲気の良さと自然に囲まれた環境が支持を集め、昨年の3位から2位返り咲きを果たしています。3位は昨年の2位から1ランクダウンの「草津温泉」(群馬県)。温泉の効能、泉質を評価する声が目立つのが特徴で、64%にも上りました。
男女別でみると、男女とも1位は「箱根温泉」で全体順位と同じでしたが、2位は男性の「草津温泉」に対し、女性側は「由布院温泉」と回答が割れました。街の雰囲気の良さ、自然環境の豊かさから女性ファンの多さで知られる「由布院温泉」ですが、質実剛健な男性陣は温泉の効能、泉質の良さで一歩秀でた「草津温泉」を推したということかもしれません。
また、行ったことはないけれど行ってみたい「あこがれ温泉地ランキング」では、3197票を集めた「由布院温泉」が昨年に引き続き断トツのトップ。選んだ理由は「有名なので」が70.1%と最も多く、知名度の高さを印象付ける結果となっています。2位は1728票の「指宿温泉」で、前年の4位から2つ順位を上げました。
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