若者の年賀状離れに待った!をかけるような"超進化系"年賀状が2015年用に次々と発表されています。いずれもAR(拡張現実)機能を使った驚きの年賀状です。
富士山バックに相撲、芝生の上で凧揚げ
ぺんてるが提供中のスマートフォンアプリ「KakutoAR(カクトエーアール)」は、自分で塗った絵がARで動き出すという画期的なもの。
使い方は、まず専用サイト上で提供中のカード画像をダウンロードし年賀状にプリントアウト。そこに色を塗ったりメッセージを自由に書いて相手に送ります。受け取った相手は、インストールした専用アプリに年賀状をかざすと、描いた絵やイラストを音楽とともに3Dで楽しむことができるという仕組みです。
2014年9月10日からは、2015年の干支"ひつじ"をモチーフにした画像のダウンロードも可能になりました。鏡もちが飛び出したり、富士山バックに相撲が始まったり、芝生の上で凧揚げしたりと、どれも目を疑う"年賀状"ばかりです。※ひつじ画像のみ専用の筆タッチサインペン(500円+税)が必要
一方、日本郵便もAR機能付き年賀状を発売しています。年賀はがきの料額印面上でキャラクターがあたかもそこに存在するかのように動き出すLiveActionARによる動画コンテンツを提供しています。
そのほか、富士フィルムでも「うごく年賀状」のサービスを開始。各アプリサービスも、あらゆる画像にARデコレーションをほどこすことができる「なんでもAR」、動く写真を「見る」「つくる」ことができるARアプリ「Clip(クリップ)」など、AR機能を使ったサービスが次々と出ています。
2015年は驚く年賀状元年。これからは読むだけなく"動かして楽しむ"年賀状に注目が集まりそうです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。