読書好きで知られる芸人、お笑いコンビ、ピースの又吉直樹さんがプロデュースする読書空間「文字くっきり堂」が2014年11月5日、三省堂書店神保町本店(東京都千代田区)にオープンした。
「全国の書店員が認めた」というパナソニックのLED照明を、秋の読書週間に合わせてプロモーション展開しており、又吉さんと相方の綾部祐二さんが同店で開かれたオープン記念イベントに登場した。
「黒い文字がはっきりと浮き出るように見えますね」
「文字くっきり堂」は又吉さんが理想とする読書空間で、畳の部屋に本棚と机、そしてLED照明が置かれている。出来ばえを見て又吉さんは「完璧じゃないですか。畳で座布団もあっていろんな体勢で読める。なんといっても『文字くっきり光』があります」と称賛した。「暗いところで本を読むと目が疲れるし集中できない」と言い、披露した「読書に欠かせない3か条」でも「文字くっきり」を第1に挙げた。
パナソニック製LEDの「文字くっきり光」とは、文字が見やすい色温度と明るさで、白と黒のコントラスト感がアップするというもの。全国の書店員1038人を対象に実施した調査で、85%が「文字くっきり光」の方が「普段のあかり(白昼光)」より「くっきり見える」と回答している。
イベントで2つの違いを体験した又吉さんは、
「黒い文字がはっきりと浮き出るように見えますね。『くっきり光』の意味がわかりました。読みやすい!」
とうなった。
普段本をあまり読まないという綾部さんも「文字が本当にすっきり見えるからいいですね、疲れない」と驚きの表情を見せていた。
11月9日まで「文字くっきり堂」は三省堂書店神保町本店の正面玄関前に設置。本棚には「心くっきり本」というテーマで又吉さんが選んだ西加奈子さんの小説「サラバ!」などが置かれている。
「文字くっきり光体験コーナー」は11月末まで設置され、だれでも無料で体験できる。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。