ギリシャ神話最強の英雄を描くハリウッド大作「ヘラクレス」のジャパン・プレミア上映会がこのほど東京・六本木で開かれ、主演のドウェイン・ジョンソン、ブレット・ラトナー監督が出席した。ジョンソンの来日は12年ぶり。

ギリシャ神話を知らなくても、楽しんでもらえる

「ザ・ロック」のリングネームで、WWE世界ヘビー級王者に10度輝くなどプロレス界に君臨。体格と個性的なキャラクターを生かし、俳優としても活動の場を広げている。上映前のレッドカーペット・イベントには、ファン約500人が集結。「ロック！ロック！」と大声援を上げてジョンソンを迎えた。

「ヘラクレスには5歳のころから憧れていた」というジョンソン。「屈強な肉体、自分の力ですべてのことを成し遂げる姿」が好きだったという。今回は人類史上「最古で最強」のヒーローを熱演している。「1年間トレーニングし、見た目から作り上げ、さらに強い自分になる」ことを目指したそう。観客にも「インスピレーションを与えられれば」と語った。

さらに、ラトナー監督は「ハリウッド最高の英雄、ドウェインが主演。CG（コンピューター・グラフィックス）などには頼らず、セットも最大規模で臨んだ」と説明。ギリシャ神話を知らなくても、楽しんでもらえる娯楽作品になった」と自信を見せた。

記事提供：映画の森

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