2014年7月12日公開の恋愛映画「好きっていいなよ。」完成披露試写会がこのほど東京・新宿で行われ、主演の川口春奈、福士蒼汰、市川知宏、足立梨花ら出演俳優、日向朝子監督が出席した。

息が白くならないように氷を食べながら撮影

同名人気少女漫画の映画化。友達も恋人もいない16歳の橘めい（川口）が、学校一のモテ男・黒沢（福士）と出会い、恋に友情に悩み成長する物語。満場の拍手に迎えられた川口は「とても大変な撮影だった。みんながどう見て、どう思ってくれるのかとても楽しみ」と期待を語った。福士は「どきどきしている。恋はいいな、って感じてもらえれば」と話した。

物語は夏の設定だが、撮影は冬に行われた。息が白くなるのを防ぐため、川口は「氷を食べながら撮影した。半袖で寒くて大変だった」と振り返った。福士は女子生徒に熱い視線を浴びる役。「ここまでモテる役は今までなく、自分に務まるか不安はあった。原作のイメージを壊さず、実写の良さをどれだけ出せるか。撮影前はいろいろ考えたが、学園もので楽しくできた」と語った。

ようやくのお披露目に日向監督も喜びひとしおの様子。「1年半前ぐらいにコツコツ始めて、やっと上映の日を迎えられた。わくわくしている。撮影中も（キャストの）皆がそろうことはなかったので、今日は久しぶりに会えて得した気分」と喜びを語った。

若手俳優が勢揃いし、終始笑いの絶えない舞台あいさつとなった。5月に21歳となった福士の誕生日を祝う一コマもあり、それぞれが思い出深い撮影を振り返っていた。最後に主演の二人があいさつ。「学ぶことの多い現場だった。成長できた部分を見てほしい」（川口）、「いろいろな恋が描かれている。自分を投影して観てもらえれば」（福士）と観客に呼びかけた。

記事提供：映画の森

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。