前回はマイルを貯めるのであれば航空系のクレジットカードを使いましょうというお話をしました。「ANAカード」と「JALカード」には、大きな違いが3つあります。それは「クレジットカードでショッピングしたときのポイント」と「継続マイル」、「年会費」です。それぞれの違いを見てみましょう。
ANAはポイントをマイルに交換
まず、1つ目の違いは「貯まるポイント」です。マイルじゃないの? と思われた方もいるでしょう。
実は、ANAカードで買い物すると、提携しているクレジットカード会社のポイントが貯まります。三井住友カード発行のANA VISAカードの場合は「ワールドプレゼント」が、JCB発行のANA JCBカードの場合は「Oki Dokiポイント」が貯まります。このポイントをANAのマイルに交換するというのが「ANAカード」です。
この交換時には手数料がかかり、ANA VISAカードで年間6000円+税、ANA JCBカードで2000円+税ですので、ANAカードを選ぶなら手数料の安いANA JCBカードがおすすめです。中でもPASMO機能の付いたANA To Me CARD PASMO JCB(以下、ソラチカカード)が使い勝手も良いでしょう。
また、ANAカードの場合は、各クレジットカード会社独自のボーナスポイントを獲得できます。ソラチカカードを年間50万円以上利用すると翌年の獲得ポイントが10%アップ、年間100万円以上利用すると20%アップです。
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