花粉症を逆手に!? カレをとりこにする「必殺なでしこプレイ」
マーケティングライターの牛窪恵です。花粉症女子にはそろそろ、イヤ~な季節に入ってきました(私もデス!)。今年は、飛散量が「例年の3~7倍」とも言われ、いまからちょっとブルーな気分。当然この時期、恋愛シーンでもいろんな「トホホ体験」があるようで...。
●花粉症の薬を飲んでデートに行ったら、薬が効きすぎて、クルマの助手席で爆睡。。・゚((T◇T゚)゚・。彼氏にめちゃくちゃ怒られました。でも花粉症じゃない人に、この辛さ、分かんないですよね~(20代・あーりん2)
●2年前の春、花粉症だけどティッシュ箱抱えてデートに行きました。でも、彼氏と服を選ぶ間じゅう鼻水が止まらなくて、お店の人からも「(洋服に)触らないで」オーラ」出されるし、彼氏も不機嫌になるし。まさに負のスパイラル!でした(泣)。(30代・花粉症には気を付けて)
二人の声に共通する思いは、「花粉症でない人に、この辛さは分かるまい」...! 鼻水ズルズル、かめばカピカピ。目も涙でしょぼしょぼで、薬を飲めば眠くなる。私も一番辛かった時期は、「なんで、生理休暇はあるのに、『花粉休暇』がないの?」と思ったほど。ある調査によると、花粉症の割合は、男性31%に対し、女性では37%(12年 日本リサーチセンター調べ)。女性のほうが6%も高く、「春は化粧ノリが悪い」と嘆く声も多いのが実情です。
ならば、「花粉が辛いから、春のデートは中止ね!」と宣言する? いえいえ、お花見もドライブも公園デートも心地いいこれからの季節、それはあまりにもったいない。一番有効なのは、ズバリ【なでしこプレイ】作戦です!
用意するのは、パステルカラーのハンカチ(2枚以上)と、ウェットティッシュ、目薬、そしてデートコース近くの"避難場所"。とくに、デートがお花見や公園など"アウトドア"の場合は、近くのカフェやレストランを事前にチェック、すぐ逃げ込める体制にしておきます。
そのうえで、デート当日。涙か鼻水が止まらなくなったら、キタキタ~~!! すかさずハンカチを取り出し、目元か鼻下を押さえて「ごめんね」と、上目遣いにカレに言う。そして「ちょっと失礼」と席をはずし、最寄りのトイレに向かいます。注意すべきは、カレの目の前でチーンと鼻をかんだり、顎をあげて目薬を差したりしないこと。カレに見せるのは、あくまでもパステルカラーのハンカチで、しおらしく目元&鼻下をおさえる、【なでしこ】チックなあなたの仕草。...そしてトイレから戻ったところで、こう言います。「どうしても○○君とデートしたくて来ちゃったけど、やっぱ花粉症が辛いんだ。近くにカフェ(レストラン)があるから、そっちに移動してもいい?」
万が一、いまはカレが、花粉症の辛さを想像できない"ダメ男君"かもしれない。でも実は、毎年443万人もの男女が「花粉症デビュー」を果たしています(12年 アサヒ飲料調べ)。カレも、いつなんどき"こっちの世界"に来るかもしれない。そのときこそ、あなたの可憐な仕草を思い出し、「あぁ、いい子だ(った)な~」と気づくでしょう。
男はいつの時代も、「オレのために無理しつつ、最後に甘えてくれる女」に弱いもの。この春、花粉症のあなたも、それを逆手にとった【なでしこプレイ】で、男ゴコロをグッとわしづかみにしませんか?
次回テーマ「送別会&歓迎会のトホホドラマ」
コメント例:
ずっと気になっていた先輩がついに異動!送別会で自分の気持ちを伝えようとしたけど、呑みすぎて超へべれけに...。翌日友達に聞いたら、その先輩に絡みまくっていたとのこと。穴があったら入りたいです。
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1968年、東京生まれのマーケティングライター。女だらけのマーケ会社・インフィニティの代表取締役。著書を通じ「おひとりさまマーケット」「草食系男子」「年の差婚」などの流行語を世に広める一方、無類の知りたがり&ホテルヲタの血を活かし、取材執筆や講演に奔走する。テレビの準レギュラーは「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)、「キャスト」(朝日放送)ほか。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。