2013/1/21

【ブーム調査隊】彼氏より父親に贈りたい 「チョコミュニケーション」の日に進化するバレンタイン

いよいよ迎えるバレンタインの季節。いつ渡そうかとソワソワしてしまう「本命チョコ」だけでなく、ますます加速する「友チョコ」「逆チョコ」「自分チョコ」などの新タイプチョコの、気になる2013年の傾向を探ってみました。

江崎グリコが中学生から会社員までの10~20代女性400人を対象に実施したアンケート調査によると、「チョコをあげる予定の相手」で今年1位に選ばれたのは、「女友達」(68.5%)。回答者たちは、平均11.1人の女友達に「友チョコ」をあげる予定があるとのこと。特に中学生や彼氏のいない女性は「友チョコ」への意向が強く、今年もまだまだ友チョコブームは健在のようです。

ちなみに2位に選ばれたのは「父親」(44.3%)で、「彼氏」(38.0%)や「告白したい男性」(10.3%)を上回る結果に。また、家族間でチョコを贈りあう「ファミチョコ」についても、全体(30~40代母親を含めた計600人が回答)の87.0%が「してみたい」と意欲的。おいしいチョコを持ち寄ったり、チョコ料理を食べたりして楽しむ「チョコパーティー」を開催するという人も、4人に1人(23.0%)と好評でした。

「U-1000円」で種類も豊富な感謝チョコ

こうした流れに沿うように、有名ショコラティエの商品を数多く取り揃える百貨店でも、いわゆる「高級チョコレート」に加えて、それぞれの目的に合ったチョコレートがバリエーション豊富に展開されています。

たとえば、小田急百貨店新宿店(東京都新宿区)では今年、家族や友人、職場の同僚などに贈る「感謝チョコ」を特集。「バラエティ感」と「気軽さ」をキーワードにした1000円前後のチョコレートが多彩に揃います。

「特に昨年は同じ商品をまとめて購入するのではなく、贈る相手を一人ひとり思い浮かべて選ぶ方が多く見受けられました」(広報担当)というように、義理としてではなく、個別に日ごろの感謝の気持ちを込めて贈るのがトレンドになりつつあるようです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]両親や親戚向け「和テイストチョコ」も充実
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