2012/8/ 9

花火大会は浴衣で「サバイバル男子」を見極めろ

マーケティングライターの牛窪恵です。8月、カレやイイ感じの男子と夏祭りや花火大会に出かける女子も多いのでは? いまや「夏は、カノジョと花火大会で浴衣デートしたい」と答える男子が6割もいて、浴衣女子がモテるのは、割と知られた話。でもふだん着慣れないだけに、いろいろ失敗談もあるようで......。


Q.履きなれない下駄と浴衣で花火大会へ。花火が終わった後、カレにせっかく「ぶらぶらしよう」と言われたのに、靴擦れがひどくてそれどころじゃなかった!(20代・mina★)

Q.高校のとき、男女6人で「浴衣着て花火見にいこう」って約束してたのに、当日着ていったのは私だけ!疲れるし、早く歩けないからはぐれそうになるしで、あれから浴衣は一度も着てません。これってトラウマ?(30代・ささりん)

mina★さん、ささりんさんとも、浴衣や下駄が「裏目」に出ちゃったパターン。一般にも、「帯をきつく絞めすぎて、酸欠になった」「着崩れがひどくて、脱ぎかけのAV女優みたいだった」など、失敗しやすいファッションではあります。

でも男子にとって、浴衣姿の女性はやっぱり魅力的。とくに、髪をアップやポニーテールにしてうなじを見せると、キュンとくるらしい。これを利用しない手はないですよね。

「じゃあ、どうすれば?」......まずオススメなのは、男子にも「同じ苦痛」を味わってもらうこと。最近のオシャレ男子は、約半数が「花火大会は(自分も)浴衣で行きたい」と考えています。さすがに男子は、多少着崩れて胸元がはだけてもセーフですが、でも下駄を履かせれば、女子の辛さも分かるはず。少なくとも、ささりんさんのように「早く歩けなくて、自分だけ置いて行かれそうになる」なんてことはないですよね。

ここは「私も、○○君の浴衣姿、見たいな~」などとカレをおだてて、「痛み分け」といきましょう。

もう一つは、すごく古典的ですが、素直に「苦しい」「痛い」と、カレに伝えること。

そこで「うぜぇな」といった顔を一瞬でも見せるなら、災害時など"いざというとき"も確実に頼れない男。逆に、「大丈夫?」と心配してくれる男性こそ、東日本大震災後に人気急上昇の、サバイバル男子。いざというとき頼れる、結婚相手に向くタイプです。

実は、冒頭でご紹介したmina★さんの話には、続きがあります。

靴擦れがひどくて辛い、と正直にカレに伝えたところ、なんと!カレは「ドラッグストアに走っていって、ガーゼとばんそうこうを買ってきてくれた」そう。まさに、サバイバル男子そのもの。こういう男性は、極力逃さないようにしましょう。

心理学的に、男性は「所有」したがる動物だ、とよく言われます。女の子とエッチして、もしその子が妊娠しても、男性は「本当に自分の子かどうか」が分かりにくい。だからこそ他の男性に取られないように、女性を「所有(束縛)」したがる......。

そんな男の性をついて、「僕にだけ」「オレのために」と感じさせると、その女性はモテやすい。mina★さんのカレも、きっと「僕のために無理して浴衣を着て辛くなったんだ!」「でも僕にだけは素直に「痛い」と言ってくれた~」と感じ、男心が刺激されたはずです。

ぜひ花火大会には浴衣で出かけて、カレの心をグッとわしづかみにしてくださいね!

次回のテーマは 山デート

コラム「トホホ恋愛☆相談所」では、読者の皆さんからコメントを募集しています。次回テーマは「山デート」。味覚狩り、紅葉狩りなど、なにかとアウトドアをする機会が多くなる秋ですが、自然相手だといつも通りにはいかないことも...。山での失敗や質問など、どしどしお寄せください。

コメント例:
味覚狩りのついでにハイキングすることになったのですが、なぜか道に迷い大ケンカ...(>_<) カレも山道なんて慣れていないこと分かってはいたけど、その場の勢いで責めてしまい、結局別れることに。「自然」って怖い!

投稿はコチラから。2012年8月26日まで受け付けます。


牛窪 恵(うしくぼ・めぐみ) 牛窪 恵(うしくぼ・めぐみ)

1968年、東京生まれのマーケティングライター。女だらけのマーケ会社・インフィニティの代表取締役。著書を通じ「おひとりさまマーケット」「草食系男子」「年の差婚」などの流行語を世に広める一方、無類の知りたがり&ホテルヲタの血を活かし、取材執筆や講演に奔走する。テレビの準レギュラーは「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)、「キャスト」(朝日放送)ほか。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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