2012年は、フェルメールイヤー。30数点しか現存しないといわれるフェルメールの作品のうち、人気作「真珠の耳飾りの少女」など6点もが日本にやってくる年です。
これにあわせて、フェルメールという特別な存在に共鳴するブランドが集まり、横断的にレーベルを共有する新しいプロジェクト「FEEL VERMEER(フィール・フェルメール)」が立ち上がりました。
ヨハネス・フェルメール 「真珠の耳飾りの少女」 1665年頃
マウリッツハイス美術館蔵
「フェルメールを感じる」をコンセプトに、さまざまな参加企業が「オクル」「メシアガルー」など日常のなかでフェルメールの物語を思い起こさせる、さまざまな商品・サービスを提供。美術館でのフェルメールとの対面をいっそう盛り上げる取り組みとなっています。
老舗和菓子の「とらや」やコスメブランドの「シュウ ウエムラ」、音楽レーベルの「ユニバーサルミュージック」など参加企業が明かされているなか、先頭を切ってサービス詳細を公開しているのは、花の専門店「日比谷花壇」です。5月17日から、フェルメールから着想を得た4パターンのフラワーアレンジメントの予約受付を開始します。
フラワーアレンジのイメージソースは、6月30日から東京都美術館で開催される「マウリッツハイス美術館」展で展示予定の「真珠の耳飾りの少女」。ラインアップは、6月27日まで予約を受け付ける、デザイナーズプリザーブアレンジメント「フェルハール」(21000円)とデザイナーズブーケ「ローゼン」(12600円)、8月28日までのデザイナーズプリザーブアレンジメント「ブルムブラーシェ」(15750円)、「メイシェ」(5250円)です。
なお、その他ほかの企業も順次、商品・サービスを展開していく予定です。
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