「絆が強い」「仲がよい」とする家庭は、積極的にひなまつりをお祝いしている
カルピスは2012年1月24日、「ひなまつりに関する意識と実態調査」の調査結果を発表した。徐々に薄れていると思われがちな節句の行事だが、小学4年生から中学3年生の女の子を持つ家庭に聞いた結果では、2012年もひなまつりを「祝う」とする回答が72.1%あった。
特に、自分の家族の絆について「とても強い」「まあ強い」と答えた家庭(全体の54.4%)に関しては、ひなまつりを祝うという回答が83.1%にまで上昇している。この傾向は子どもに関しても同様で、自分の家族について「とてもなかよし」「まあなかよし」(全体の72.0%)という女の子は、85.3%が「2012年のひなまつりをお祝いしたい」と答えたそうだ。ちなみに「絆が強くない」「なかがよくない」家庭については、ひなまつりを「祝う」「祝いたい」とする回答はそれぞれ32.4%、14.7%。ひなまつりなどのイベント事を積極的に行う家庭のほうが、絆や仲が深いともいえそうだ。
また、ひなまつりは女の子の成長と幸せを願う行事とされているが、調査では両親に「娘の将来について気になることは?」と聞いている。ここで「一番気になる」と回答を集めたのは「健康」(53.5%)。就職、結婚、受験を抑えての1位は、「とにかく健康でさえあれば」という親の思いが表れているのかもしれない。
ちなみに両親に「将来こんな娘に育ってほしい有名人」と聞くと、1位はフィギュアスケートの浅田真央選手(56票)。女の子への「将来どんな人になりたいですか?」という回答の1位は「AKB48」(30票)となっている。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。