レシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂』の大ヒットにより、注目を集めている社員食堂。その後も『ヨーガンレールの社員食堂』、『再春館製薬所 ニッポンいちの社員食堂』、『北海道日本ハムファイターズの寮ごはん』といった、普段は入ることのできない社員食堂のメニューを紹介する本が続々と出版されました。ブームを受けて、タニタは2012年1月に「丸の内タニタ食堂」をオープンしました。
そんな中、社員食堂の「プレゼント」企画が話題を呼んでいます。共同購入クーポンサイト「LUXA(ルクサ)」による「憧れの社食体験プレゼント!」キャンペーンです。第1弾(2011年11月~)で、日本マイクロソフトの社員食堂ツアーに参加する15人を募集したところ、6061通の応募が集まりました。
「イメージ変わった」就職希望する女子大生も
おしゃれなカフェ!ではなく、社員食堂
2011年2月に品川に移転したばかりの日本マイクロソフトには、「One Microsoft Cafe」という名の社員食堂があります。眺望のいい地上19階にあるホテルのラウンジのような贅沢空間。
ツアーが行われた12月14日のメニューは、「チキンのバジル焼きトマトパプリカソース」、「サバのコクみそ煮」、「クリームチーズのメンチカツ」、「ポークネギ塩ボウル」など。これに「麦きのこ飯」「十六穀ご飯」といった数種類から選べるご飯、サイドディッシュ、食べ放題のサラダバーなどがプラスできます。食器はフランスの人気ブランド「ル・クルーゼ」を使用していて、どれもおしゃれでおいしそう。社員食堂の「低コスト感」はまったく見当たりません。
参加した19歳の女子大生が選んだメニューはサイドディッシュ込みで680円。
「マイクロソフトは頭がよさそうで固い会社のイメージがあったけれど、今日来てみたら、みんな楽しそうでリラックスしていていいな、と思いました」
と、就職先候補として見ている様子。確かに、周囲を見ると、ソファに座って食後にゆっくりくつろいでいる社員や、コーヒーを飲みながらノートパソコンに向かっている社員の姿があり、自由でフランクな雰囲気です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。