イルミネーションが点灯し、街はクリスマスムード一色です。2011年のクリスマスは、チャリティーや「絆」をテーマにしたイルミネーションが多くあります。家庭の中のクリスマスも、絆を求めてハンドメイドに注目が集まりそう。クリスマスケーキもいいですが、日持ちがする「ヘクセンハウス」はおすすめです。
グリム童話に登場するお菓子の家
「ヘクセンハウス」とは、ドイツ語で「魔女の家」という意味。グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』に登場する「お菓子の家」のモデルになったことで有名な、欧米ではポピュラーなクリスマスのお菓子です。ジンジャーなどのスパイスを入れて硬めに焼いたクッキーで作ることから、英語では「ジンジャーブレッドハウス」と呼ばれます。クリスマス当日ではなく数日前に作っておき、部屋の中にしばらく飾って楽しみます。近年では、日本でも通販を中心にいろんな種類のヘクセンハウスが出回るようになりました。比較的入手しやすいものをご紹介します。
無印良品のヘクセンハウス 大きいサイズはサンタ付き
無印良品の「自分でつくる クリスマス ヘクセンハウス」(945円)は、2009年から販売がスタートしました。2011年は、小さいサイズ(735円)が登場し、従来サイズのものと2種類販売されています。店舗とネットストアで購入可能。付属の粉類にバターや牛乳などを加えて生地を作ったら、型紙に沿って切り抜きます。オーブンで焼き上げた後、クッキー同士をアイシングで接着しながら組み立てるのは、ちょっとした建築家気分が味わえます。家の周りに立てるハシゴや柵、クリスマスツリーなど、細かい飾りパーツが充実しています。ネットストアでは、自信作を披露する「自分でつくる クリスマス ヘクセンハウス」画像投稿コーナーが開設されています。
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