ザ・ペニンシュラホテルズは、2011年11月22日から、フカヒレメニューおよび商品の提供を中止しました。
提供中止の理由は、種の保存と海洋の生態系維持のため。世界的にフカヒレの需要が高まる中、サメの残酷な漁獲方法や乱獲が増え、一部の種が絶滅の危機に瀕していることを受けた処置です。市場に流通するフカヒレは、サメの種別や漁獲方法をさかのぼって特定できないため、「ザ・ペニンシュラのフカヒレは合法的な方法で入手しました」とは言えない現実があるようです。
措置は、中国料理レストランと中国料理の宴会メニューを提供する、香港、上海、北京、東京、バンコク、シカゴのザ・ペニンシュラで適用されます。とはいえ、アジアを代表するホテルで、高級中華の代名詞ともいえるフカヒレ料理が提供されないとなると、波紋が広がりそうです。楽しみにしていた顧客のため、11月21日以前に予約した宴会については、2012年1月1日以降も従来どおり提供すると発表しています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
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