日本でもたくさん誕生している地ビール。クラフトビールとも呼ばれ、作り手の個性が際立ちます。
ブルックリン サマーエール
地ビールといえば、ドイツやベルギーのイメージが強いかもしれませんが、なんとアメリカ・ニューヨークにもありました。中でも、ブルックリン地区にあるブルックリンブリュワリーが有名です。アメリカで禁酒法が施行される1920年まで、ブルックリンは国内有数のビール醸造が盛んなエリアだったとか。1998年から「伝統的な手法による本物の味を蘇らせたい」と製造を始めたのが、先ほどのブルックリンブリュワリーなのです。
心地よい混沌の中で出合う「夏」の味
日本では唯一、東京・新宿にあるダイニングバー「ブルックリンパーラー」で飲むことができます。今季は、4月から7月まで限定出荷されるビール「ブルックリン サマーエール」を日本で初めて正規輸入し提供しています。1本355ml 入り945円。なくなり次第終了。
ブルックリンパーラーは、ニューヨークに本店を持つ南青山の名門ジャズクラブ「ブルーノート東京」を運営するブルーノートジャパンがプロデュースした大人の空間。「人生における無駄で優雅なもの、ぜんぶ」のコンセプトどおり、あらゆるジャンルの音楽、本、食であふれています。客層も、ある人は待ち合わせ、ある人は食事会と、自由な使い方をしている様子。さまざまな背景を持つ人がひしめき合う、ブルックリンの街の雰囲気そのものです。
もう一つユニークなのは、ブックディレクターの幅允孝さんがセレクトした本を棚から抜き出してきて、好きな料理や飲み物と一緒に楽しめること。気に入れば購入することも可能です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。