有楽町にある東京国際フォーラムで2011年5月3日から5日にかけて開催される予定だった「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2011」が、イベント内容を大幅に変更し、実施されることが分かりました。
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18日深夜に特設サイトで告知された内容によると、東日本大震災後の一連の余震を受け、再度会場予定施設の安全点検を実施した結果、電気系統の不具合が発見され、ホールA、ホールB7およびホールB5が利用できないことが判明。また、福島原子力発電所の国際原子力事象評価尺度が「レベル7」に引き上げられた影響で、海外アーティストの来日キャンセルが重なったということです。
事務局では、「タイタンたち」をテーマにした内容を白紙に。使用ホールを限定し、来日の意向を示しているアーティストのみによる公演とすることにしました。テーマも、「とどけ!音楽の力 広がれ!音楽の輪」に変更、東日本大震災復興を願うイベントとしました。公演内容の詳細とチケット販売については、22日以降に発表されます。また、すでに販売したチケットは、すべて払い戻しされます。
開催前夜2日18時30分から予定されていたスペシャルコンサートは、会場をホールCに変更して決行されます。また、丸の内エリアの「エリアコンサート&イベント」は、内容を一部変更し、28日から5日にかけて開催されます。