「女性の活躍」が選挙公約のテーマになっちゃうくらい、女性の働く権利が注目を集めるようになった昨今ですが、実際のところ、今、働いている女性たちは自分たちの職場環境をどう思っているのでしょう。キャリア女性向け転職サイト「LiBz CAREER」と、オンライン英会話「レアジョブ」が共同で、キャリアアップを望む女性を対象にアンケートを実施しました。
「無駄な時間」にイライラ
「おかしいと思う日本のビジネス習慣は?」という設問に対し、もっとも多い答えは「決定が遅い」(35%)でした。次いで2位「年功序列・終身雇用」(19%)、3位「必要以上に謝る」(19%)と続きます。
「決定が遅い」の事例としては「社長がでている商談の場で、相手はその場で決定を求めているのに持ち帰りますといっていた」「ビジネスチャンスが向こうから転んできたのに意思決定プロセスが長すぎ、チャンスを逃した」など、会社の利益に直結するようなエピソードが見られます。全体的に「無駄な時間」「無意味な行動」といった仕事効率が気になる意見が多いようで、男女差別から起因するような習慣をあげる意見は少ないようです。
ちなみに、4位は、挨拶のためだけに訪問する(10%)、5位は挨拶文が長い(10%)という結果に。ほかにも、「会議中の居眠りを自慢し合っている」「お互いが譲り合いすぎて、お互いがいらいらしている」など、ドキッとする意見も挙がってきています。
また「結婚するなら、日本人と外国人のどちらがいい?」という男の人でも気になるような設問も。これに対しては「日本人男性」が75.2%と圧倒的。「細かいことを説明する必要がない」「親戚付き合いが楽」「「寂しい」は日本語で言いたい」など、言語、文化、慣習などを重視する意見が多数。一方、「外国人男性」を選んだ人(24.8%)からは「自分にない文化があり、お互い刺激しあえる」「愛情表現が豊かで、大事にしてくれる」など、2人の間の精神性を重視した意見が多く見られました。
調査方法:インターネット
実施期間:2014年1月8日~1月12日
対象:キャリアアップを望む働く女性
有効回答数:590名
LiB(リブ)調べ
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。