アメリカなど欧米諸国では、恋人や夫婦の記念日として定着しているバレンタイン。日本では、女性が思いを寄せる男性にとっておきのチョコレートを用意するのが一般的ですが、最近では、男性の「欧米化」がじわじわと進んでいるようです。
バレンタインは「感謝を伝える日」定着
インターネット調査会社「マクロミル」が20~49歳の社会人男女各500人を対象に実施したアンケート調査によると、「バレンタイン商品を購入する予定がある」と回答した男性は全体の21%に。働く男性の5人に1人は恋人や親しい人へ、チョコレートやプレゼントといったバレンタインギフトを贈ることが分かりました。(調査は2013年1月22日~23日実施)
「バレンタインはどんな日か」という質問の結果を見てみると、男女全体では「好きな人に愛を伝える日」の25%を上回り、「日ごろの感謝の気持ちを伝える日」が39.4%でトップ。"友チョコ"や"ファミチョコ"など、日ごろお世話になっている人や親しい人に贈る昨今のブームを裏付ける結果となりました。男性がバレンタインギフトを購入するのも「感謝を伝える日」という流れを汲んだ新たな傾向なのかもしれません。
これからは女性も「男性陣から何個もらえるかしら...」とソワソワしながら待つ楽しみが増えそうですが、同時に「ホワイトデー」はどうするのかという問題もついてまわるので、やはり世の中おいしい話ばかりではないみたいですね。
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