2012/12/ 2

恋人の写真、SNSにアップする? 男性のほうが「のろけたい」願望 

「あの人も同じ月を見ているかしら・・・」と恋慕う人に思いを馳せる時代は幕を閉じ、SNSの普及により、恋人が今どこで何をしているのかが簡単に分かる昨今。

そんなSNSにまつわる恋愛事情に関して、マーケティングリサーチサイト「モッピーラボ」が全国の16~49歳のSNS経験有り・現在恋人がいる男女1063人を対象に実施したアンケート調査の結果が発表されました(調査期間:2012年8月16日~9月4日)。

まず「好きな人の名前をSNSで探した経験」について、「ある」という回答は年代があがるとともに比例し、40代が63.8%でトップに。さらに、「恋人をSNSでフォローするか」という質問には全体の43.7%が「しないと決めている」と回答し、こちらも年齢と比例して「しない」の回答率が高くなりました。逆に「互いに利用しているSNSはすべてフォローしている」と答えたのは、10代の27.4%を筆頭に若年に向けて多くなる傾向でした。

次に「恋人の写真・近況をSNSにアップした経験」について「ある」と答えた人(93人)に「恋人の写真・近況をアップする理由」を尋ねた結果、「自然と(恋人とのことに限らず色々なことをアップしている)」が64.5%でトップに。次いで「思い出・記念をみんなと共有したい」(57.0%)、「のろけたい」 (36.6%)、「恋人のことを自慢したい」(32.2%)が挙げられました。

注目は、「のろけたい」は男性が39.3%に対し女性が35.4%、「恋人のことを自慢したい」は男性が46.4%に対し女性が26.2%と、それぞれ男性が女性を上回っていた点。女性よりも男性の方が"のろけ・自慢願望"があることが分かりました。

SNSは気軽に好きな人と恋人と交流したり、"のろけツール"として利用したりするメリットもありますが、一方では"ソーシャル束縛"という言葉もあるように、トラブルのもととなることもしばしば。調査でSNSトラブル経験があると回答した人からは「恋人と異性のやりとりを見て自分が嫉妬した」「メール等の返信なくSNS更新がありイラッとする」との声も多くあがっており、SNSで恋の炎を燃やし続けるのも、鎮火させてしまうのも、使い方次第のようです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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