晩婚化や少子化が叫ばれて久しいですが、最近の子どもはしっかりと生涯設計を考えているようです。eラーニング教材「すらら」を展開するすららネットが2012年8月、全国の小・中・高校生の男女約300人に行った「小中高生の結婚観調査」 によると、84.4%の子どもが「将来結婚したい」と答えています。
最近は30歳も半ばを過ぎて焦りだす人も多いようですね
女子の方が結婚には後ろ向き
学校種別にみると、小学生では平均89.3%、中学生では84.5%、高校生では77.8%となり、年齢が若いほうが結婚願望の高いことが分かりました。一方、「結婚したくない・どちらかといえば結婚したくない」を男女別で見てみると、男子が12.0%、女子が16.7%となり、女子の方が若干、結婚には後ろ向きのようです。
また、「何歳くらいまでに結婚したいか?」と聞いたところ、平均は25.9歳。大学を卒業した場合、社会に出て約4年で結婚する計算です。学校種別でも、小学生は平均27.1歳、中学生は25.6歳、高校生は26.9歳と、あまり差はありませんでした。現在の日本の平均初婚年齢は、男性30.5歳、女性28.8歳(厚生労働省 平成22年人口動態統計年報 主要統計表)と、晩婚化が進む現状を見ているせいか、現代の小中高生は20代半ばには結婚したいと考えているようです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。