高校生「子供を育てるだけの経済的余裕があるか不安」
次に、子どもが欲しいかどうか聞いたところ、「子どもが欲しい」と答えたのは80.9%。小学生は平均85.7%、中学生は82.0%、高校生は66.7%で、年齢が若い方が子どもを持ちたい願望が高いという結果となりました。子供を持ちたい願望が小中学生より2割近く低かった高校生の「子どもが欲しくない理由」のTOP3は「子育ては自分には荷が重いと思うから」(100%)、「子供を育てるだけの経済的余裕があるか不安だから」(62.5%)、「世の中の情勢が不安定だから」(50.0%)。高校生になると、大人同様に「子を育てる」という重みを感じているようです。
何歳頃までに一人目の子供が欲しいかとの質問に対して、回答の平均年齢は28.2歳。嫡出第一子の出生時の平均年齢は父親31.5歳、母親29.6歳(厚生労働省 平成22年人口動態統計年報 主要統計表)であることから、今の小中高生の感覚では現在の平均より2~3歳若いうちに子どもが欲しいことが分かります。欲しい子どもの人数は、平均2.3人でした。
20代半ばで結婚し、28歳くらいで子どもが欲しいと思っていることが分かった今回の調査。みなさんが子どもの頃は、いくつくらいで「結婚しよう」と思っていましたか?
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