永遠の愛を誓い合い、新婚ライフを満喫しているカップルに、少し耳の痛いアンケート結果が報告されました。夫婦生活の先輩である45~54歳の「アラフィフ世代」にもなると、実に2人に1人がパートナーに不満を抱くようになるというのです。
森永乳業が2012年2月27日から2月29日に45~54歳の夫婦500人に対し、パートナーに関する調査を実施したところ、「パートナーに不満がある」と答えたのは50%。半数が何らかの不満を持っているという結果になりました。
アラフィフ世代の夫婦、2人に1人が「相手に不満がある」
「ある」と回答した人たちに具体的な不満点を尋ねたところ、夫からは「家の中で身なりに気を使わない(51歳)」「自分の体型改善をしない(49歳)」など、見た目の美しさに対し無頓着になっていく妻に内心がっかりしている回答が多く挙がりました。中には「女を捨てている(53歳)」との声まであり、若かりし頃の可愛らしい妻は家中どこを探しても見当たらないという悲しい現状が浮き彫りになりました。
一方の妻からは、「思いやりが少ない(47歳)」「家事を手伝ってくれない(48歳)」「優しさが足りない(50歳)」など、気配りや心遣いに対する不満が噴出。ずっと連れ添ってはいても「親しき仲にも礼儀あり」を忘れてはいけないようです。
「きれいな妻」と「優しい夫」求めて
さらに、「人に自慢できるパートナー」の条件については、夫からは「きれいな妻」が60%でトップに。2位、3位は「料理が上手な妻」(57%)、「スタイルが良い妻」(48%)と続きます。1位と3位にも見た目に関する条件が入っていることからも、「美しさ」を重視する声が多いようです。対する妻からは「仕事ができる夫」が58%で最も票を得ました。続いて「優しい夫」(51%)、「家事に協力してくれる夫」(49%)となり、こちらの問いでも夫の「優しさ」が重視されていることがうかがえます。
実際に、夫に対して「妻が"きれい"であるかどうかは、愛情の度合いに影響すると思いますか?」と聞くと、「思う」と答えた人は62%と、6割を超えました。同様に、「夫が"優しい"かどうかは、愛情の度合いに影響すると思いますか?」と妻に聞いたところ、84%が「思う」と回答しています。
「お前がもう少し身なりに気を使えばこっちだってな・・・」「私だってあなたがもう少し優しくしてくれれば・・・」と出口のない議論はせず、互いのためにも「きれい」「優しさ」のキーワードで歩み寄るのが夫婦円満の秘訣のようです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。