バレンタインまで残すところあと数日となりました。本命がいる人もいない人も、東京は今、世界で最も多くのチョコレートが集まっている街だと思うと、ちょっと得した気持ちになりませんか?
2012年のトレンドは、「和チョコ」です。数年前から、有名パティシエや老舗和菓子店による、和とチョコレートの融合が試みられてきましたが、今年はバレンタインの催事のコンセプトを「和」に設定するところも出てきました。
新宿の小田急百貨店では、2012年2月8日から14日まで、「ニッポンのチョコ力」をテーマに、約80ブランドのチョコレートを取り揃えたフェア「バレンタインワールド」を開催しています。日本を代表するショコラティエである「テオブロマ」の柚子、ゴマ、焼酎、山椒を使ったアソート「NIPPON」(2600円)や、新潟の美酒を使用した「越路乃紅梅チョコレート」(1575円)、フリーズドライの豆腐にチョコレートをコーティングしたベリーチョコレートの「豆腐チョコレート」(945円)などが並びます。
パッケージもかわいいテオブロマ「NIPPON」
手土産のメッカともいえる東京駅とその周辺エリアでも、和のチョコレートが盛りだくさん。ecute東京では、チョコレートを羽二重餅で包んだ奈良 天平庵の「チョコ餅」(650円)、見た目にこだわったデザイナーズ最中に限定のチョコレート餡をはさんだ、菓匠禄兵衛「くうチョコラータ」(2個入り550円)が登場。エキナカ商業施設・GRANSTAでは、日本橋錦豊琳の「ちょこかりんとう」(990円)、ハート形のおせんべいにスイス産ビターチョコレートをコーティングした富士見堂の「恋華」(2枚入り680円・4枚入り1260円)が登場するなど、和菓子店による限定チョコレートスイーツが発売されています。
高級感あふれる紫野和久傳「柚香」
丸の内エリアでも、丸ビル地下1階にある梅芯庵からスイスの最高級チョコレートを使用したスティック羊羹「チョコレート羊羹」(3本450円)が、仲通りにある紫野和久傳からはオレンジではなく柚子の皮をチョコレートで包んだ「柚香」(1890円)が、この時期限定の商品として売り出されています。
お世話になっている年配の男性や、舌の越えたグルマンにも打ってつけ。話題性やインパクトには事欠きません。日本ならではのチョコレートということで、海外へのおみやげにもいいですね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。