リサーチ事業などを行うアイシェアは、2011年5月30日から6月1日に「現代の夫」について、20~40代の既婚男女約1300人を対象に調査しました。
あなたのダンナはイケてる?
女性は夫の現在の収入について、男性は自身の現在の収入について「満足しているか」という質問に対し、「満足」と答えた女性が60.0%と高い割合に。男性自身の「満足」の割合は43.7%と、自分に対する評価は厳しいようです。
また、「あなたの夫はあなたに優しく接しているか」という質問には、自身が「とても優しく接している」と思う男性が20.3%だったのに対し、女性は37.1%と大幅に上回りました。男性が思う以上に、夫の優しさやがんばりは女性に受け止められているということがわかります。
そんな夫を誰かに自慢したことが「ある」と答えたのは女性の28.5%。妻が誰かに自分を自慢したことがあると答えた男性は12.4%で、女性は夫のいない場所でこっそり自慢していることが読み取れます。自慢の内容は、
「幼稚園のママ友に夫が誕生日ケーキを作ってくれたことを自慢した」(40代女性)
「娘に、パパのようにまじめで優しい人と結婚できてママはラッキーと言っている」(30代女性)
など、仲の良さがうかがえる回答が多く見られました。
「自分の夫が『イケてる』と思うか」という質問では、「イケてる」と答えた女性は38.8%で、男性の自己評価は28.7%。ここでも女性からの夫の評価の高さがうかがえます。どういう点がイケてると思うか具体的に聞いたところ、
「地震の時、すぐに私の実家に連絡を取って無事を確認してくれたこと」(30代女性)
「私が長期入院中に、毎日顔を出してくれていた夫のことを、別の科の看護師さんが、あんなダンナさんと結婚したいと噂していたらしい」(40代女性)
「私の妹とその子どもと一緒に外食した際、泣き出した妹の赤ちゃんをすっと抱いてあやしに外に出てくれた」(30代女性)
という回答が得られました。女性が夫を「イケてる」と評価するのは、外見ではなく、心づかいや思いやりを感じる行動のようです。