2011/6/ 8

森ガール、山ガールの次は... 「囲碁ガール」!?

「碁的」第4号
「碁的」第4号

メークやネイル、髪型もバッチリ決めた女子が表紙で笑顔を見せるフリーペーパー。新しいファッション情報誌? それともヘアカタログ? と思いきや、実は囲碁をPRする冊子なんです。

その名も「碁的(ごてき)」。囲碁人口の少ない20~30代に囲碁を普及するプロジェクト「IGO AMIGO」が発行しています。囲碁に打ち込む女子を「囲碁ガール」と呼び、ファッションや恋愛など女子が好きな話題を囲碁とからめた独特な記事が面白いフリーペーパーです。

2011年5月15日に発行された第4号は、囲碁を打つ男子との恋愛攻略法を指南する「囲碁メン、恋の徹底攻略。」や、囲碁の格言から恋愛のオキテを学ぶ「碁的恋愛サロン 恋愛格言講座」といった恋愛の記事、黒と白のドットやラインストーンを使った「囲碁ネイル」紹介などの記事が掲載されています。表紙のカワイイ女性は、女流棋士の万波奈穂さん。今までの囲碁のイメージとはちょっと違う、女子らしさ、華やかさが感じられる内容となっています。

ジャズが流れる囲碁サロン、訪れる女子は肉食系!?

碁的第1号が発行されたのは2008年10月。それ以来、囲碁ガールは増えてきています。

「ダイヤモンド囲碁サロン」店内
「ダイヤモンド囲碁サロン」店内

麹町駅直結の会員制囲碁サロン「ダイヤモンド囲碁サロン」は、黄色と紺のいすが交互に並んだポップな内装。店内にはジャズが流れ、女子1人でも訪れやすいカフェのような印象です。夜はアルコールも提供しており、22時まで営業しているので、仕事帰りに1杯飲みながら囲碁、という楽しみ方もできます。

碁的編集部員で、ダイヤモンド囲碁サロンでも働いている桝由美さんによると、最近女性からの入門の問い合わせが増えているとのこと。特に碁的の表紙に初めて女流棋士の写真を掲載した第3号の発行(2010年9月)から急増したそうです。女性会員の割合は3~4割ほど。もともと囲碁人口に占める女性の割合は1割にも満たなかったということで、驚異的な増加なんだとか。

碁的以外にも、IGO AMIGOが年に1回六本木ヒルズで開催する「IGO FESTIVAL」や、月に2回若者を集めた囲碁のワークショップを行っており、女性が囲碁に興味を持ちやすい環境が整いつつあるのも増加の要因。また、「いつかはやろうと思っていたけど、そろそろ始めたい」「体を使う習い事は一通りやってきたので、今度は頭を使う習い事をしたい」など、自発的に始める人もいるようです。

囲碁ガールの特徴は「好奇心旺盛で積極的、自分をしっかり持っている」こと。友人や知り合いがいなくても、興味のあるイベントやセミナーには1人で行ける、ファッションは流行っているものより自分に似合うものを着る、囲碁によっていろいろな世代の人と関わるので、コミュニケーション力が高いといった人が多いそうです。囲碁男子は草食系が多いので、逆に肉食女子が多いという話も。囲碁が持つ寡黙なイメージとはちょっと違った人が多いようです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]カクテルとイケメンに酔いながら囲碁も
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