2011/5/30

かわいくて機能充実 日本の母子手帳が変わる

2011年4月、栃木県茂木町と島根県海士町に新しい母子健康手帳が登場しました。

通称「親子健康手帳」。博報堂生活総合研究所が2010年8月から実施している「日本の母子手帳を変えよう」プロジェクトによって作られたものです。

パステルカラーとイラストがかわいい表紙
パステルカラーとイラストがかわいい表紙

文章はわかりやすく平易なものに
文章はわかりやすく平易なものに

核家族化、共働き世帯の増加、小児科医不足、産後うつの問題など、育児にまつわる新たな社会課題の解決に、すべてのママに配られる母子健康手帳で貢献できるのでは、という考えから生まれたプロジェクト。ツイッターなどのソーシャルメディアや公式サイトを通じて全国から寄せられた声、医療関係者やママ、パパへのインタビューなどを通じて得た発見やアイデアをベースに研究を進め、2011年3月に完成しました。

「親子健康手帳」は表紙、中身ともにパステルカラーを基調とし、動物などのイラストをふんだんに使用したかわいいデザイン。

もちろんデザインだけではなく機能も充実しています。子どもの医療歴や薬の使用歴を成人まで残す「健康カルテ」機能、妊娠期、乳児期、幼児期の必須な情報を読みやすく編集した「必見必読」機能、お祝いメッセージの寄せ書きや記念日記録カレンダーの育児「癒し励まし」機能、パパの心得なども記載した「男女共育」機能、子どもへのメッセージページで知識、経験を伝え次の親を育てる「育次」機能の5つを新たに盛り込みました。

現在、茂木町と海士町のほか、母子健康手帳の交付が困難な東日本大震災の被災地で使用されています。また、使い勝手を検証するモニター自治体を募集中。さらなる改良を重ね、厚生労働省が定める母子健康手帳様式の変更(2012年予定)を視野に普及をめざします。

人気キーワードHOT

特集SPECIAL

ランキング RANKING