あれは忘れもしない2009年11月29日のことでした。天皇陛下御即位20周年の「儀装馬車運行」というやんごとなきイベントが皇居の庭園で行われるという情報を得て、誰でも入れるみたいだったので(EXILEの御即位20周年ライブの抽選には外れましたが)、行ってみることに。そこで、集まった数千人の人々と共に道端に立って、ベルバラチックな馬車の運行を眺めていたのです。すると、お忍びで天皇陛下と皇后陛下がお出ましになられるというサプライズが! 観衆からは悲鳴や歓声が上がり、それに答えて両陛下は笑顔をお浮かべになり、悠然とお手を振られる姿はロックスターのようでした。カリスマ御オーラに雷に打たれたように貫かれた私は、両陛下の御姿が見えなくなるまでその場に立ち尽くしていました。

ジャンパーを受け付けない体

陛下がお出ましになられる直前、馬車と記念撮影

今回は、そのラッキーな瞬間に着ていて、やんごとなきオーラを浴びたジャンパーをどなたかにプレゼントさせていただければ幸いに存じます。今、心臓の冠動脈の不調がとても心配な天皇陛下の体調が少しでも良くなられることを祈って......。

写真にも写りこんでいるこちらのジャンパーは2009年に、好きなブランド、イランイランの丸の内店で購入したものです。値段は失念しましたがたしか3～4万円でした。ドルマンっぽいスリーブでおしゃれなデザインを気に入っていたのですが、私にはジャンパーが似合わないことを忘れていました。

というか小学校時代、埼玉で袖に赤いラインが入ったジャンパーが大流行したのですが、買ってもらえなかった私はダサいといじめられていて、そんなトラウマからジャンパーを受け付けない体になってしまったのかもしれません。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。