素朴ながらも根強い人気を誇る「ソーセージパン」。コンビニ各社でも定番商品として販売しており、ソーセージをパンに挟んだ商品がいくつもラインナップされています。 今回は、コンビニ大手3社(セブン‐イレブン・ローソン・ファミリーマート)の「ソーセージパン」を実際に食べ比べてみました。味わいはもちろん、ソーセージの食感やパンとのバランス、全体の食べ応えなど、それぞれどんな違いがあるのかを詳しく検証しています。製造元は3社ともにバラバラ パッケージの裏にある製造者の部分を確認すると、セブン‐イレブンはスウィングベーカリー、ローソンは山崎製パン、ファミリーマートは敷島製パンと、3社それぞれ異なるメーカーが担当していました。製造元が違うとなると、ソーセージやパン生地の方向性にも個性が出そうですね。 最も重量があるのはセブン お皿の重さを除いた実測の重量は、もっとも重かったのがセブン-イレブンの127g。続いてローソンが115g、ファミリーマートが104gという結果でした。 セブン-イレブン「粗挽きポークフランク粒マスタードマヨ使用」216円(税込)実食レポ ふんわりとしたパン生地の上にソーセージがのり、味付けはトマトケチャップと粒マスタードマヨ。シンプルながらも王道感のあるソーセージパンです。 1個あたり401kcal、たんぱく質10.5g、脂質23.7g、炭水化物37.0g、食塩相当量2.2gです。 今回は3品とも、電子レンジで軽く温めてから実食しています。温めることでケチャップとマスタードマヨの香りがふわっと立ち上がり、まるでホットドッグのよう。 ソーセージとパンのバランスが良く、もっちりとしたパン生地にポリッとした食感のソーセージがよく合っています。粒マスタードマヨは、しっかり風味を感じられるものの辛さはひかえめで、食べやすい味わいだと思います。 なお、ネット上では「全然辛くないから食べられる」や「見た目通りの味わいで安心感がある」といった声がでています。 ローソン「あらびきポークフランクロール」192円(税込)実食レポ 公式の商品紹介は「おいしいフランクを楽しめるあらびきポークフランクロール」とシンプルな一品。パンからはみ出すほど長いソーセージが印象的で、からみのあるドレッシングを使用しています。 1個あたり307kcal、たんぱく質10.7g、脂質17.9g、炭水化物26.5g、食塩相当量2.4gです。 ソーセージの存在感もさることながら、ケチャップの量もたっぷりで、個性的な仕上がりです。 ポリっとした食感のソーセージは存在感抜群。パン生地はとてももっちりしており、ケチャップの主張がしっかり感じられます。一方で、からみのあるドレッシングはほんのりと味わいが伝わってくる程度。ソーセージを主役に楽しみたい人にぴったりの一品です。 ネット上では「ソーセージが大きくて嬉しい