美容家が教える 大人のプチプラコスメ
エイジング美容研究家として活躍する遠藤幸子さんが優秀なプチプラコスメを紹介。大人の女性でも満足できるアイテムをプロの目線から厳選、詳しい解説とともにお伝えします。
2025/9/21

アラサーとアラフォーではシミケアもシワケアも違う?化粧品でアプローチするなら、どんな成分を選ぶべき?美容のプロの答えは...。

年齢を重ねるにつれ、肌悩みは増えていきますが、お悩みの上位によく挙がるのは、シミやシワ。スキンケアでできる対策について、おすすめの成分などを交えて紹介します。

アラサーのスキンケアでは、「予防」が主役

アラサーは、まだ深いシワや濃いシミが目立たないことが多く、つい油断しがちですが、予防を主役にしたケアを早めに行うことが大切です。

(1)シミのケアについて

世代的にアラサーは生理前の吹き出物が出たり、皮脂分泌が活発でテカリが気になったり、毛穴が気になる方も多いことでしょう。そういったことも考え、シミ予防にはビタミンC誘導体がおすすめです。

過剰なメラニンの産生を抑制し、シミを予防するだけでなく、還元作用によって黒色メラニンを淡色化する作用もあります。加えて、ビタミンC誘導体には抗酸化作用があり、過剰に分泌される皮脂を抑制する、コラーゲンの生成に作用するといった効果も期待できます。

(2)シワのケアについて

一方、シワについてもまだ深刻化している方は少なく、乾燥小ジワや表情の変化による浅いシワが気になる方が多いでしょう。乾燥小ジワには、セラミドやヒアルロン酸などの成分が配合された、乾燥による小ジワを目立たなくする効能評価試験済みの化粧品を使い、保湿ケアするのがおすすめです。

同時に、肌の潤いを守りながら洗い上げる洗浄力がマイルドな洗顔料やクレンジング剤を使用しましょう。

浅いシワが気になる場合には、乾燥小ジワと同様に保湿や肌の潤いを守りながら汚れやメイクを落とすケアを行いつつ、シワ改善の有効成分であるナイアシンアミドが配合された化粧品を使うのがおすすめです。美白有効成分としても配合されているものを選べば、シミ予防もでき、保湿ケアも叶います。

加えて、シミやシワの原因ともなり得る紫外線は年中しっかりと防止すること。日焼け止めは毎日欠かさず塗り、汗や皮脂の影響を受けたら塗り直すことも大切です。日傘や帽子、サングラスなども併用しましょう。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]アラフォーのスキンケアではエイジングに立ち向かう「攻め」のケアを
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