生理期間中に避けたいメイク習慣5つ
(1)落としにくいメイク
肌が敏感になりやすい時期。メイクでも、摩擦などの刺激を避けることが大切です。
洗浄力が強いメイクアップリムーバーを使わなければ落とせないメイクアイテムは、肌にとって負担になる可能性があります。
特に目元の皮膚は薄くデリケート。この時期は、アイメイクにウォータープルーフや密着力の高いアイテムを使わないように心がけたいところ。
生理期間中は落としやすいメイクをし、自宅で過ごすのであればメイクを控えることもおすすめです。
(2)乾燥しやすいアイテムを多用する
肌が乾燥しやすい時期。さっぱりとした使用感のパウダリーファンデや保湿力があまりない化粧崩れ防止下地などを使うのは避けたいところです。より一層肌の乾燥に悩まされる可能性があります。
ファンデもパウダリーよりは一般的に保湿力が高い傾向にある、リキッドやクッション、クリームなどを使用しましょう。
(3)パウダーをたっぷり塗る
生理期間中は、肌が乾燥しやすい時期。ベースメイクの仕上げにフェイスパウダーをたっぷり塗ると、肌の乾燥が気になりやすくなります。また、乾燥で肌がひび割れたように見えてしまうこともあります。
フェイスパウダーにも保湿成分が配合されていて、しっとりとした仕上がりになるものがあります。そういったものを使用し、ブラシやパフに取った後にそのまま塗るのではなく、軽く手の甲やティッシュなどで払ってから薄く塗りましょう。
アイシャドウやチークも、パウダーよりはリキッドやクリームのほうが高い保湿力が期待できます。また、密着力も高い傾向にあります。この時期は、そういったアイテムにシフトするのもひとつの手です。
(4)新しい化粧品を試す
生理期間中に新しいコスメを試すことは、肌にとって刺激になる可能性があります。生理直後は肌の調子が良好で、新しいコスメを試すのにぴったりな時期です。少し我慢して生理直後から使用を開始しましょう。
(5)清潔な手やツールを使用する
これは普段から心がけるべきことではありますが、肌が敏感なときだからこそ清潔な手やツールでメイクすることも欠かせません。
肌に触れる回数はできるだけ減らし、優しい力加減で行うことも大切です。
また、ツールの肌あたりが優しいものを選び、手もツールもゆっくりと動かしたほうが刺激を避けることにつながります。
ひとつひとつは小さな心がけのように思えるかもしれませんが、その積み重ねが健やかな美肌を育みます。ぜひ参考にしていただきたいと思います。
遠藤幸子
エイジング美容研究家としてテレビ、雑誌、ラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。美容記事の執筆・監修を行うほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。自身が肌老けから脱却し、肌年齢-14歳になるまで行ってきた巻き戻し美容をVoicyにて配信中。『毎朝5分!肌年齢-14歳美容のプロが贈る巻き戻し美容』
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。