メイクアップブランド『KATE』。
これまで数々のメイク方法やアイテムを提案してきましたが、実はその根源にあるのが「陰影メイク」。影と光を操ることで立体感をつくり出し、劇的に印象を変えてくれます。
たしかに、記者自身もノーズシャドウは学生時代からお世話になっていて、メリハリ感のあるメイクをしたいときはKATEのアイテムを使用していたと思います。
この陰影メイクの思想を、日本を代表するメイク文化として、アジア各国地域に大きく発信するプロジェクトを始動。プロジェクトのスタートを記念したイベント、『影と光の美しさ展』が7月17日に開催されました。
今回はその中でも、メイクアップアーティスト、GENSEIさんによる「陰影メイクショー」に注目。
この発想はなかった...
数々のテクニックが披露される中で記者が目からうろこだったのが、シェーディングのテクニック。
シェーディングはまさにメリハリをつける陰影メイクの肝とも言えます。
そのため、シェーディングをする位置はかなり重要です。
「低い位置でシェーディングしてしまうと、顔全体的に下にいくので逆効果になる」とゲンセイさん。
シェーディングは思い切って"頬の高めの位置"に入れること。顔全体が引きあがったような印象になるんだそう。
記者もさっそくチャレンジ。「3Dクリエイトニュアンスパウダー」を使用していきます。
ブラシ付きなのでそのまま軽く筆にとり、サッと頬の位置に重ねていきます。
シェーディングをいれたのはこの位置。
「3Dクリエイトニュアンスパウダー」は、粒子が細かく薄付きで重ねるほどに自然なシェードが生まれます。「うっかり塗りすぎちゃった!」という感覚も少なく、初心者さんにも使いやすいと感じました。
いつも頬にはシェーディングをいれないので、仕上がりを見て新鮮な気持ちに!
このテクニック、もっと前から知りたかった...。頬にシェーディングをいれると頬にメリハリが生まれてむしろふっくら感が生まれました。一方で頬の位置の余白が埋まり、陰影効果ですっきりとした印象に仕上がりました。
顔だけでなく、首にもシェーディングを入れるとほっそりと見えるんだそう。
シェーディングひとつでこんなに印象が変わるとは......。気になる人は、このテクニックを試してみて。
東京バーゲンマニア編集部
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。