2025/4/24

世界から注目が集まる「和食」の魅力に迫る特別展

2025年4月26日から7月6日まで、京都文化博物館(京都市中京区高倉通り三条上る東片町623-1)4・3階展示室にて、特別展「和食~日本の自然、人々の知恵~」が開催されます。

縄文時代から現代までの和食の歴史をたどる

「和食」は、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。

本展は東京・国立博物館を皮切りに全国を巡回している特別展。世界でますます注目の高まる和食を、多彩な標本や資料とともに、科学や歴史など多角的な視点から紹介していきます。

水やキノコ、野菜、魚介類など日本列島の自然がもたらす食材や、発酵の技術や出汁などについて、科学的な視点に基づく解説展示を行います。

また、卑弥呼や徳川家康など歴史上の偉人が食べていたとされる食卓の再現展示や、江戸時代の寿司や天ぷらなど屋台を再現したフォトスポットなど、縄文時代から現代までの和食の歴史を紐解く展示が並び、和食の魅力に迫ります。

京都文化博物館オリジナル展示として、室町幕府第12代将軍足利義晴が大永2年(1522)に祇園祭を見物した際にもてなしを受けた料理を、約1年かけて再現した御膳展示やパネルで展示が行われます。

会期中の6月7日には、再現展示に関する研究成果の報告会も行われます。

入館料は1800円。

京都会場限定のグッズセット券2種類(A:缶入り京やさい飴セット券、B:リラックマクリアファイルセット券)は、いずれも2000円。

開室時間は10時から18時まで。金曜日は19時30分まで。

休館日は月曜日と5月7日、4月28日と5月5日は開館。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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