毎日のバスタイムでキレイの後押しを。美容家が実践する入浴剤の使い分け方って?
筆者が愛用する入浴剤
ここでは、秋冬になると使用頻度が高くなるものを、医薬部外品については入浴剤、化粧品については入浴料として紹介していきます。
1、うるおいを重視したいときに
肌の乾燥が特に気になるとき、背中にぽつんと吹き出物ができそうといったタイミングでよく使用するのは、白元アース「HERS バスラボ W保湿 NIGHT DREAMING」(医薬部外品 12錠入り 382円※筆者調べ)。

個装された炭酸ガス入りの薬用入浴剤。保湿成分「ヒアルロン酸」「ホホバオイル」が配合されていて、とろみのお湯に包まれて入浴した後の肌はしっとり感があります。
効能は、疲労回復、冷え性、肩のこり、あせも、しっしん、荒れ性、にきび、腰痛、神経痛、痔、リウマチ、しもやけ、ひび、あかぎれ。
天然のアロマ成分を配合しており、カモミール、ラベンダー、ハーブリーフ、オレンジスイートと4種類の癒される香りが楽しめます。
スキンケア効果をより重視したいときには、中性重炭酸入浴料に美容保湿成分「コラーゲン」と「ヒアルロン酸」を配合した、「BARTH中性重炭酸入浴料BEAUTY」(1回分・3錠入り/462円)を使います。

とろりとした美容液のようなお湯になり、肌にうるおいとハリを与える効果が期待できます。
2、しっかり汗をかきたいときに
しっかり汗をかきたいときや乾燥で肌が敏感になっていると感じたときには、エプソムソルトを選んでいます。海水や温泉の成分にも含まれている硫酸マグネシウムが原料の入浴料で、血行促進作用や発汗作用などが期待できます。
また、肌が弱い人でも使いやすく、肌を整えて乾燥を防ぐ効果などが期待できます。
バスソルトは塩分が含まれている場合追い焚きできない傾向にありますが、エプソムソルトは塩分が含まれておらず、追い焚きできるのが嬉しいです(24時間風呂など機械によっては使用できない場合もあります)。
さまざまなブランドの製品を使いますが、大容量のものが多くかさばるのが難点。そこで、1回使い切りタイプも購入しています。ビタミンCで塩素除去できる、しむら「エプソムCソルト」(150g/363円※筆者調べ)は、そのひとつ。まろやかな肌あたりでポカポカするところがお気に入りです。

3、冷えが気になるときに
筆者はアユーラの入浴料・入浴剤が好きでよくリピートしていて、癒されたいときは、「メディテーションバスt」(300mL/2200円)を、冷えが気になるときには、「薬用ハーバルホットスパ」(医薬部外品 30g×1包/385円)を使用しています。


前者は、ハーブをベースにしたリラックス感のある香りが楽しめる入浴料。森林浴をしているような心地よさに包まれ、疲れも癒える気持ちになれます。入浴後の肌は、しっとりします。
後者は甘草や生姜、唐辛子、蓬といった刻んだ生薬を袋に詰め込んで揉み出すタイプの入浴剤。効能は、疲労回復や肩のこり、冷え症、腰痛、神経痛、リウマチ、くじき、うちみ。
生薬入浴剤はほかにも試し、入浴後も温浴効果でポカポカする点に関しては大きく変わりはないと感じるものの、香りについてはアユーラが唯一無二。アロマティックハーブをブレンドしていてリラックス感があります。
今回、スーパーやドラッグストアなどで購入しやすいものを紹介しました。参考にしていただけますと幸いです。
※価格は、税込です。

遠藤幸子
エイジング美容研究家としてテレビ、雑誌、ラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。美容記事の執筆・監修を行うほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。自身が肌老けから脱却し、肌年齢−14歳になるまで行ってきた巻き戻し美容をVoicyにて配信中。『毎朝5分!肌年齢−14歳美容のプロが贈る巻き戻し美容』
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。