2024年7月26日から9月1日まで、倉敷市立美術館2階第2展示室、第3展示室(倉敷市中央2-6-1)にて「まるごと馬場のぼる展 描いた つくった 楽しんだ ニャゴ!」が開催されています。
漫画や絵本の原画のほか、書き溜めたスケッチも
絵本「11ぴきのねこ」シリーズの作者として知られる漫画家・馬場のぼるの展覧会が開催されています。「11ぴきのねこ」の、ズルいところもあるけれど、どこか憎めないねこたちは今なお幅広い世代に愛され続けています。1948年デビュー、手塚治虫・福井英一とともに「児童漫画界の三羽ガラス」と呼ばれるほどの人気漫画家となりました。大人向けの漫画も手掛けながら絵本の世界へも転進し、後にロングセラーとなる「11ぴきのねこ」が誕生しました。人を和ませる「いい笑い」を追求、ほのぼのとした絵柄と深みのあるユーモアにあふれた作品は多くの人の心をとらえました。今回は馬場の代表的な漫画や絵本の原画のほか、50年間描きためた秘蔵のスケッチブック、絵画や立体作品などが展示されます。創作のルーツから知られざる素顔まで、まるごと楽しめる展覧会です。
料金は1100円。開催時間は9時から17時までです。月曜休館。
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