席に直接商品が届くタイプが一般的になりつつある回転寿司。この利便性や衛生面はそのままに、さらに進化した体験型のシステムが、スシローで楽しめます。
それが、2023年9月から新たに導入した「デジロー」。「デジタル スシロービジョン」の略で、コンベアに乗った商品から好きなものを取る回転寿司の醍醐味を画面上で再現した、独自のビジョンです。
Xでは
「スシローっていまこんな感じなの!?」
「デジタルで寿司が回る時代!」
など、驚きと喜びの声があがっています。
一体どのような体験ができるのか、調査してきました。
最先端!だけど懐かしい...
今回記者が向かったのは、3店舗ある設置店舗のひとつ、新宿西口店です。
席に着くと、思わず圧倒してしまうほど大きなビジョンの姿が。サイズを実際に測った利用者がいたそうで、その大きさはタブレット約8個分。
デジタルに置き換える上で追及したというのが、本物のレーンを感じるようなリアリティ。画面上に流れているネタは現物とほぼ同じサイズで、奥行き感を表現しています。
商品名表示のオフで、さらに臨場感が◎
気になる商品を見つけたら、指で画面下にある枠の中に入れて、注文が完了。画面下にある専用レーンに直接商品が届きます。
広告宣伝部デジロー室の室長・中岡大輔さんはこう説明します。
「回転すしの本来の醍醐味は、様々なおすしが回転レーンに流れてくることで、食べたことが無かったおすしに巡りあい、初めて食べるきっかけになったり、直感的に食べたいと思ったおすしをレーンから選べる楽しさや偶然性でした。
近年では『回転レーン(コンベア)』をなくし、注文品に特化した店舗形態が増えています。利便性を追求する一方で、回転すしのアイデンティティとは何かを見直し、今回大画面上に回転レーンを再現することを考えました」
家族や友人など、複数人で楽しむ人たちにとって最大の魅力は、2人同時の操作が可能なこと。2人同時に4皿まで選択できるので、時間短縮にも繋がります。
SNSが発達した令和の時代を象徴する、ハッシュタグの検索機能を発見。「#創作メニュー大集合!」「#スシローカフェ部!デザート集合!」「#居酒屋スシロー!」など、自分の好みや目的に合わせて検索ができます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。