今、「ゆかり」で知られる三島食品から新たに誕生したふりかけ「しげき」がSNSで話題です。2024年4月10日現在、「お迎えしました」と商品の写真をアップした投稿には、2万7千件ものいいねがついています。
「渋い」
「名前のセンスがめっちゃ良いなぁ」
「このネーミングセンスほしい」
「誰よその男!!!!」
Xにはこのようなコメントが寄せられていて、ユニークな商品名に多くの人が心を掴まれている様子。
そこで今回、三島食品の広報担当者に商品誕生の裏側を聞きました。
個性豊かな商品名はこうして生まれた!
1月29日に発売した新商品「しげき」は、大根葉、京菜、わさび葉の3種の青菜をわさび味に仕上げた、刺激的な味わいのふりかけです。
商品誕生のきっかけは、業務用の商品として長年販売している「わさびごはんの素」が好評だったことだそう。家庭用の商品として販売できないかと開発が進められ、商品化が実現しました。
「あかり」や「かおり」、「ひろし」など、古風でユニークな商品名が特徴の三島食品のふりかけ。一体、どのような企画会議が行われているのか気になりますよね。
混ぜごはんの素「ひろし」
広報担当によると、商品の中身が完成したあとに商品名を考えているのだとか。商品名のインパクトがとても強いため、この答えは意外でした。
素材の旨みを活かした唯一無二のふりかけの中身が出来上がると、企画担当部署が商品名を考えているそう。
そして商品名の決定は、「『うめこ』の発売以降、最後は社長が決めることが多いです」と話していて、"ふりかけ"を世に送り出すために会社が一丸となっている姿が伝わります。
ちなみに、「しげき」の他に候補が挙がっていたのか気になって聞いてみたところ、「試食をした際にツーンとした刺激を感じたことから、満場一致で決まった」とのこと!
近年発売した製品のネーミングは、すぐに決まることがあまり無かったようで、今回の満場一致での決定は、とても珍しいことなのだそうです。
中身を作る工程や試食の中で様々なインスピレーションが浮かび、そこから唯一無二の商品名が誕生しているのですね。
混ぜごはんの素「うめこ」
次はどんなふりかけが誕生するのでしょうか? 今から楽しみです。
※画像は三島食品からの提供です。
(東京バーゲンマニア編集部 梅谷りな)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。