こんなにお得...!積み立て投資と"クレカ"の組み合わせ、さらに強力になりました。《上限が月10万円に》
2024年は新NISAも開始し、2月以降、日経平均株価もバブル期につけた史上最高値を更新し続けています。投資熱も加熱しているなか、3月8日に金融商品取引業等に関する内閣府令の改正で、クレカ積立の上限額が月5万円から10万円に引き上げられました。
クレカ積立とは、対象の証券口座などで投資信託などを積み立てる際、クレカを使って積み立て設定できるサービスとなり、毎月証券口座に入金せずにクレカで購入することができます。
入金の手間が省けるだけではなく、クレカのポイントもたまる場合もあります。つまり、クレカで投信を積み立てると便利でおトクという事ですね。
どれだけおトク?
月10万円までに対応した証券口座とクレカの組み合わせは、2024年3月21日時点で以下の6つ。
●tsumiki証券+エポスカード
●大和コネクト証券+セゾンカード/UCカード
●楽天証券+楽天カード
●マネックス証券+マネックスカード
●auカブコム証券+au PAYカード
●PayPay証券+PayPayカード
セゾン投信+セゾンカード/UCカードも月10万円までの対象ですが、ポイントがたまらないため今回は取り上げません。
それぞれどのくらいのポイントがたまるのかシミュレーションしていましょう。
●tsumiki証券+エポスカード
tsumiki証券+エポスカードの場合は、1年目が積立金額の0.1%、2年目が0.2%と0.1%ずつアップし、5年目以降で0.5%になります。
月10万円積み立てた場合、1年目は1か月100ポイント(実際は1年単位でポイント付与)、5年目以降は1か月500ポイントたまります。
●大和コネクト証券+セゾンカード/UCカード
大和コネクト証券+セゾンカード/UCカードの場合、年会費が2万2000円(税込み)のセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは1%還元、その他のセゾンカードやUCカードでは5000円~2万円未満で0.1%、2万円~3万円未満で0.2%、3万円~4万円未満で0.3%、4万円~5万円未満で0.4%、5万円~10万円までが0.5%です。
10万円を通常のセゾンカードで積み立てると1か月500円分のポイントがたまります。
●楽天証券+楽天カード
楽天証券+楽天カードの場合はカード種別と楽天証券が受け取る手数料の年率で変わります。手数料の年率が0.4%以上の場合は一律1%還元、それ未満の場合は年会費無料の楽天カードで0.5%、年会費2200円(税込み)の楽天ゴールドカードは0.75%、年会費1万1000円(税込み)の楽天プレミアムカードは1%となります。
月10万円を積み立てた場合、楽天カードは500ポイント、楽天ゴールドカードは750ポイント、楽天プレミアムカードは1000ポイントの獲得です(手数料の年率が0.4%未満の場合)。
●auカブコム証券+au PAYカード
auカブコム証券+au PAYカードは非常にわかりやすく、一律で1%還元です。10万円を積み立てた場合は毎月1000 Pontaポイントを獲得できます。わかりやすく、さらに還元率も高めです。
●マネックス証券+マネックスカード
マネックス証券+マネックスカードは、毎月の積立額が5万円以下は1.1%、5万円~7万円以下が0.6%、7万円~10万円以下が0.2%と段階的に下がります。10万円を積み立てた場合は1か月730円相当のポイントです。
●PayPay証券+PayPayカード
PayPay証券+PayPayカードも10万円までクレカ積立に対応しましたが、ポイントがたまるのは5万円まで。
0.7%還元となり5万円の積み立てでも10万円の積み立てでも1か月に獲得できるのは350円相当のPayPayポイントです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。