美容家が教える 大人のプチプラコスメ
エイジング美容研究家として活躍する遠藤幸子さんが優秀なプチプラコスメを紹介。大人の女性でも満足できるアイテムをプロの目線から厳選、詳しい解説とともにお伝えします。
2024/3/ 9

今さら人に聞けないコンシーラー、きほんの「き」。美容家直伝の選び方と使いこなし術。

コンシーラーの使い方

コンシーラーの使い方は、使用するパーツによって異なります。パレットにはチップやブラシが付属されていることがありますが、あくまでもお直し用と心得て、専用のブラシや綿棒などを使いましょう。

特にブラシはキメに入り込んでナチュラルな仕上がりになるので、専用のものを1本持っておくと重宝します。

(1)目元
目元はデリケートなので、肌あたりのいいコンシーラーブラシを使うのがおすすめです。青クマや黒クマは、化粧下地の次にオレンジのコンシーラーを塗り、ファンデーションを重ねてから明るいベージュやイエローのコンシーラーでカバーするのがおすすめです。

茶クマやまぶたのくすみは、明るいベージュやイエローのコンシーラーでカバーしましょう。

(2)小鼻
小鼻の脇の赤みをカバーするにはコンシーラーブラシを立てて、トントンと軽く叩き込むようになじませるのがおすすめです。量を多く塗るとひび割れしやすいので、少量ずつ重ねるのがポイント。

(3)口元
ほうれい線をカバーするためにコンシーラーを使う場合には、小鼻の脇の影を消してからほうれい線に対して垂直に短い線を複数入れます。

それをブラシかスポンジなどでトントンと軽く叩き込むようになじませます。

唇の輪郭を整えるためにコンシーラーを使う場合には、口角を引き上げるように口角の下辺りにコンシーラーを塗り、スポンジなどで軽く叩き込んでなじませましょう。

(4)頬や額、顎など
広範囲でコンシーラーを使う場合には、コンシーラーブラシを少し立てて軽くトントンと叩き込むようになじませるのがおすすめです。

シミやニキビ跡などピンポイントでカバーしたい場合には、綿棒や細いブラシの反対側などでちょんちょんと塗り、輪郭だけを軽く叩き込んでなじませます。

最後にフェイスパウダーを重ねるとコンシーラーが密着しやすく、崩れにくくなる効果が期待できます。ただし、フェイスパウダーとチークを塗る場合はブラシをあまりスライドさせると、せっかく塗ったコンシーラーが擦れてとれてしまうことがあります。その点に注意しましょう。

遠藤幸子

遠藤幸子

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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