楽天市場では、楽天グループを利用すると楽天ポイントの還元率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」があります。
2016年1月に開始した同プログラムは最大7倍から開始し、さまざまなサービスを追加したり、変更したりで2023年12月以降は最大16.5倍までアップします。
ですが、11月に発表されたSPU変更についての案内には「改悪だ」と大きな反響が。
なぜ、「改悪」の声が多いのかを見てみましょう。
楽天プレミアムカードの特典が終了
SPUのサイトでも改定が案内されています
SPUで最もおトクなカードは年会費1万1000円(税込み、以下同)の楽天プレミアムカードです。楽天市場で楽天プレミアムカードを利用して支払うと、常時5倍の楽天ポイントを獲得できていました。年会費無料の楽天カードでは3倍のため、+2倍分おトクです。
例えば、月2万円を楽天市場で楽天プレミアムカードを利用していた場合、5倍分では1000ポイント程度。3倍の場合は600ポイント程度の獲得です。その差は400ポイント。年間で4800ポイント程度多く獲得できていました。
楽天プレミアムカードの+2倍分の特典が12月以降は終了します。
さらに、楽天プレミアムカードでは海外の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスを無料で取得でき、何度でも無料でラウンジを利用できました。これが、2025年1月以降、年5回まで無料に変更です。
年会費1万1000円を払っていた人にとって、この改定は「大幅改悪」でしょう。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。