2023/9/17

《食べ比べ検証》冷やし中華、ファミマ・ローソン・セブンを徹底比較。実はこんなに違います。

まだまだ暑い日が続いていますね。

コンビニ各社では中華まんが登場し始めていますが、気分は「夏」。ひんやりしたものを欲する人も多いのではないでしょうか。

今回は、ファミリーマート・ローソン・セブン-イレブンの冷やし中華を食べ比べ検証しました。

入っている具材や形状、分量は各社ともに個性が光る

今回はコンビニ冷やし中華の中でも、王道の酸味がきいたタイプの3品を選出。

比べてみるとコンビニ各社、具材にコンセプトの違いが垣間見えます。ファミマは具材ボリュームが少なめながらおさえるべきところはおさえており、ローソンはチャーシューが一口サイズにカットされています。また、セブン-イレブンはチャーシューの大きさが際立っていますが、ゆでたまごがなく、代わりにわかめが入っています。

それでは、コンビニ3社の冷やし中華を食べ比べ検証します。

・ファミリーマート「爽やかな酸味のスープ 冷し中華」598円(税込)

脂身が混ざり合っている、丸判の肩ロースチャーシューが印象的なファミマの冷やし中華。コシと弾力のある中華麺に、果実酢やごま油を配合したスープを合わせた冷やし中華に仕上げています。

酸味がおとなしく、ほんのりとごま油が香るスープ。ほどよくコシがあり、のど越しのよい麺が特徴的です。チャーシューが大きく、全体的に食べ応えがありながらも、クセのない味。

ネット上では「スープは酸味と甘みのバランスがよくて食べやすい」「具がしっかりはいっていて食べ応えがある」といった声があがっています。

・ローソン「8種具材の冷し中華」559円(税込)

柑橘の爽やかな酸味を感じるスープに、もちっとした食感のたまご麺を合わせているローソンの冷やし中華。具材は8種類と豪華です。

細めのたまご麺のたまご感は特にわかりませんでしたが、つるつるといただけてのど越しの良さは感じられます。スープの酸味は爽やかで、あっさり。

ネット上の口コミでは「具材が多くて◎」といったものや「マヨネーズを付けて食べるとよりおいしい」といったアレンジ法も。地域によっては、デフォルトでマヨネーズが付いてくるようですよ。

・セブン-イレブン「まろやか醤油スープの冷し中華」572.40円(税込)

セブンの冷やし中華は、まろやかな酸味に仕上げた醤油スープです。大きなチャーシューがインパクトありますね。たまごはなく、わかめが入っています。

甘酸っぱさが前面に出ていて、冷やし中華の醍醐味がストレートに感じられます。冷やし中華らしい一品。チャーシューが大きく、食べ応え抜群。つるんとした麺で、食べやすいのも特徴的。

ネット上では「冷やし中華といえばセブン!」「麺がおいしい」といった意見が出ています。

・「冷やし中華っぽさ」を堪能するならセブンがおすすめ

コンビニ3社の冷やし中華は、似て非なるもの。味わいや具材の配分、麺の状態、スープの味わいなどそれぞれ個性が光っています。

その中でも、酸味がきいてドストレートな冷やし中華っぽさが出ていたのが、セブン-イレブン「まろやか醤油スープの冷し中華」です。昔ながらの酸味をきかせた冷やし中華をお探してあれば、セブン-イレブン「まろやか醤油スープの冷し中華」がおすすめ。

この夏の締めくくりに、ぜひともコンビニの冷やし中華をお試しくださいね。

筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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