コンビニ麦茶、味に違いってあるの?セブン・ファミマ・ローソンを飲み比べた結果は...。
残暑が厳しい9月。
まだまだのど越しの良い麦茶が手放せない人も多いのではないでしょうか。
今回は、セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソンの麦茶(プライベートブランド商品)を飲み比べ検証しました。
コンビニ3社の麦茶はけっこう違う!
2023年9月執筆時点で値段・内容量は3社ともに同じ。六条大麦を使用している点も同じです。ファミマは伊藤園と共同開発、ローソンはアサヒ飲料と共同開発した商品と書かれていますが、セブンはジャスティス社という企業が販売者となっていました。
それでは、コンビニ3社の麦茶を順番に飲み比べます。
・セブン-イレブン「7プレミアム むぎ茶」108円(税込)
焙煎の異なる3種類の六条大麦を使用した麦茶。六条大麦を使用している点はコンビニ3社ともに共通していますが、セブンの麦茶は六条大麦国産50%・カナダ産50%と、国産の六条大麦がブレンドされているのが特徴的です。
明るめの色合い。麦の苦みと香ばしさが広がっていきます。飲み口はすっきりしていますが、苦みが強めに出ているため、好みはわかれそうなところ。
ネット上の口コミでは「後味すっきりしている」「甘みのある飲み物が苦手なので飲みやすかった」といった声がありました。
・ファミリーマート「香ばしいコク 麦茶」108円(税込)
カナダ産の六条大麦を使用。特筆すべき点としては、原材料に「ビタミンC」の記載があるということ。セブン-イレブンやローソンの麦茶には、ビタミンCの文字はありません。
麦の香ばしさと甘みが感じられる麦茶です。後味はスッキリ抜けていきますので、ゴクゴク飲みやすく仕上がっています。
ネット上の口コミでは「甘みがある」との声もあれば、「味が薄い」との反応もあがっています。
・ローソン「麦茶」108円(税込)
カナダ産の六条大麦を使用。原材料は「六条大麦(カナダ産)」のみですので、ストレートな「麦茶」を求めている人にはぴったりですね。
原材料が六条大麦のみにも関わらず、麦特有の苦みがおとなしめにまとまっています。ただし、甘みやまろやかさはほどよく仕上がっています。ほのかにウーロン茶のような爽やかな風味を感じられて複雑な味わい。後味はすっきり。
ネット上の口コミでは、「ローソンの麦茶がいちばんおいしい」との意見がある一方、「味が薄い」との指摘もありました。
・麦茶らしさを望むならセブン-イレブン「7プレミアム むぎ茶」がおすすめ
値段や内容量、原材料が同じながらも、3社を飲み比べると、味わいや飲み口に違いが垣間見え、個性が光っています。
筆者としては、麦茶らしく麦の苦みを感じながら飲みたいのであれば、セブン-イレブン「7プレミアム むぎ茶」がおすすめです。
まだまだ暑さが続いています。コンビニの麦茶を飲みながら、暑さを乗り越えたいものですね。
筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。