楽天とAmazonの改悪が2023年8月に相次いで発表されました。
楽天ではSPU(スーパーポイントアッププログラム)からアプリが対象外に、楽天カードでの支払いは月額利用金額からショッピング毎に変更となります。
Amazonではプライム会員の年会費・月会費がアップ。
それぞれ見ていきましょう。
楽天の改悪
まず、楽天カードの改悪から。楽天カードは毎月1日~月末までの利用料金を計算し、翌月27日の引き落としになります。
この計算方法が2023年11月請求分から、月間利用金額の合計からショッピングの利用金額に変更となります。還元率は変わりませんが、獲得できるポイントに影響が出てきます。
例えば、9月3日に3980円、9月5日に5980円、9月10日に2650円、9月21日に1110円の利用があった場合、これまでの計算は合計金額1万3720円にたいして100円につき1ポイントのため137ポイント獲得できます。
ですが、11月請求分以降に同じ買い物があった場合、3980円に対して100円につき1ポイント=39ポイント。同じように5980円に対するポイントは59ポイント、2650円に対するポイントは26ポイント、1110円に対するポイントは11ポイントとなり、39+59+26+11=135ポイントとなります。
これまでの計算方法では137ポイント、11月請求分以降は135ポイントと2ポイント減ります。これはポイントを獲得できない端数が増えるためです。全ての買い物が100円単位の買い物であれば獲得できるポイントは減りませんが、多くの場合で獲得できるポイントは減るでしょう。
続いて、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の改悪ですが、9月以降は楽天市場アプリで購入すると+0.5%の楽天ポイントを獲得できる特典が終了。楽天市場アプリで購入してもメリットはなくなります。
ポイントモールやポイントサイトを経由して確実に外部のポイントを獲得するようにしましょう。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。