毎年5月18日は「国際博物館の日」。博物館が社会に果たす役割を広く普及啓発することを目的として、1977年にICOM(国際博物館会議)によって制定されました。
この日の前後は、通常は有料のところ、無料で見られる博物館・美術館の展示が数多くあります。
今回は、東京都内の博物館・美術館の中から、2023年5月18日限定で無料となる展示を複数ピックアップして紹介します。
国立新美術館は企画展3つが無料
東京国立博物館(台東区)
2023年5月18日は、総合文化展観覧料の一般1000円(大学生500円)が無料です。
「特集 初期伊万里の粋--染付から初期色絵まで」や「親と子のギャラリー 尾・しっぽ」の展示が無料で見られます。
時間は9時30分から17時まで。
国立西洋美術館(台東区)
常設展の「中世から20世紀にかけての西洋美術」や「コレクション・イン・フォーカス」の料金が一般500円・大学生250円のところ、5月18日は無料で見られます。
時間は9時30分から17時30分まで。
国立新美術館(港区)
5月18日は、「第118回 太平洋展」「第75回 三軌展」「第44回 新工芸展」の入場料が無料です。
太平洋展は一般・大学生700円、三軌展は一般700円、新工芸展は一般700円と大学生・高校生・65歳以上400円がそれぞれ無料になります。
時間は、太平洋展と三軌展は10時から15時まで。新工芸展は10時から8時まで。
切手の博物館(豊島区)
画像はイメージ
2023年5月16日現在「『エリザベス女王の生涯』展」を行っている切手の博物館では、観覧料大人200円、小中学生100円が、5月18日は無料になります。
また、図書室の閉架図書利用料1000円(1日)も、この日は無料です。
時間は10時30分から17時です。
その他、東京都では世田谷文学館や朝倉彫塑館、古賀政男音楽博物館などでも無料公開が行われます。また、ポストカードやオリジナルグッズなどの記念品がもらえるところもあります。
東京都のみならず、全国各地で「国際博物館の日」記念事業として無料公開などが行われています。
詳細は日本博物館協会公式サイトの記念事業一覧へ。
おでかけの参考にしてみては。
(東京バーゲンマニア編集部)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。