東京・半蔵門に鎮座するイギリス大使館。
いかめしい門と塀から建物が垣間見え、さすが誇り高いグレートブリテン、「グレートサイエンス」「グレートサスティナビリティ」「グレートインベストメント」「グレートキャブ」などと書かれた看板にグレート圧を感じます。
敷居が高いイギリス大使館が、ありがたいことに土地を返還してくれたそうです。
公園の真ん中には堀で仕切られた広い通路
(公園があるのは地価が高い千代田区の一等地。それだけでもグレートなヴァイブスを吸収できます)
英国大使館敷地の5分の1、約70000平方メートルが2015年8月に日本政府へ返還され、環境省が皇居外苑の一部として整備を進めました。
その土地が満を持して、この度公園として一般に開放。その名も「皇居外苑半蔵門園地」です。一度聞いただけでは覚えにくいというか、シンプルに「イギリス公園」「グレート公園」とかでも良かったのでは? と思いながら現地に赴きました。
(低い塀はベンチとしても活用。これでイギリス大使館の敷地の5分の1とは......)
門から入ると、美しく整備された空間が広がっていました。公園の真ん中にはレンガの低い塀で仕切られた広い通路が。地元の千代田区の子どもたちでしょうか、その道を走り回ったりキックスケーターに乗ったりしていました。
将来パルクール競技でも目指しているのか、塀の上で助走して原っぱで側転している子もいます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。