ワークマンは、2023年2月23日、都内で2023年春夏製品発表会を開催しました。
今回の発表会では、ファッション性を重視した新たなブランドライン「WORKMAN Colors」を発表し、ワークマン社員やモデルによるファッションショーやダンスパフォーマンスも行われました。
今後はデザイン性を高めた製品を強化し、アパレル市場に本格参入していきます。
高機能は当たり前、よりおしゃれに
発表会のメインテーマは、「次はデザイン性重視、機能はステルスへ」。
「高機能×低価格」に加えて、今後はファッション性の高さに重きを置いていきます。
ファッションショーも、とてもデザイン性が高く、洗練された印象を受けました。
新たなコンセプトであり店名となる「WORKMAN Colors」は、好調な#ワークマン女子のさらなる進化形態として誕生しました。
専務取締役の土屋哲雄氏は、「ワークマン女子は発足から2年経ち、進化する時期に来ている。来期のフランチャイズ化の店舗の拡充にあたり、100年後を見据えていきたい」と決意を語りました。
また、一般のアパレル市場に参入するにあたり、「市場を広げるためにも機能性という強みを軸足として固めつつ、片足を違う領域に踏み出したい」と話し、他のアパレル競合とは、ステルス機能を武器に差別化を図ります。
「WORKMAN Colors」は、Tough(タフ)、Vivid(ビビッド)、Travel(トラベル)、Sustainable(サステナブル)、Trend(トレンド)の5つのテーマで構成されています。
Vivid
Tough
Travel
現状のワークマンの強みである、原色に強いビビッド、作業着のノウハウを持つタフ、アウトドア製品を含むトラベル。
この3つの要素に加え、製品に廃棄予定の食品などを使用するなどのサステナブルと、#ワークマン女子をイメージとするトレンドを今後は強化するとしています。
Trend
Sustainable
一例をあげると、雨具など本来ファッション性が高くない製品も、機能性はそのままにデザイン性を追求。新たなファッションのカタチを生み出していくといいます。
広報の伊藤氏によるレインパーカーの撥水デモンストレーションも行われました
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。