2023/2/11

災害時に役立つ。道具不要の「新聞紙スリッパ」作ってみた。

いつ起こるかわからない「災害」。いざ発生したときに落ち着いた行動がとれるよう、日頃から意識し、準備や対策などを行うことが大切です。

そこで今回は、「新聞紙」を使ったスリッパのつくり方を紹介します。ハサミやのり、テープといった道具は使わず、ただ折るだけで作ることができます

万が一の避難所生活でも役立つので、参考にしてください。

慣れれば1分もかからない

スリッパを作るために必要なものは、新聞紙2枚(両足分)です。

(1)1枚の新聞紙の長辺を半分に折ります。

(2)新聞紙を4等分になる大きさで折り込んでいきます。

中央にかけて一回折ったら、

再度同じ方向にもう1回折ります。

(3)折り終わったら、新聞紙を裏返します。

(4)巻三つ折りにします。

三分割した紙面の一面を中央に向かって折ったら、反対側も同じように折ります。

折り目が重なっていればOKです。

(5)片方の角を、もう片方の角の中に収納します。

折ると、写真のような図のようになります。

(6)1番上の正方形の端を、三角になるように内側に折り込みます。

スリッパとして履くとき、この面が「底」になります。折り込まないとすぐ外れてしまう場合があるため、強度を上げるためにも重要な工程です。

(7)最後に裏返して、完成です。

履く際は、空洞部分に足を入れます。

このままでも履くことはできますが、最後に四隅を内側に折り込むと、より強度が上がります。

記者は今回初めて作ってみました。かなり不器用なのですが、最初でも3分ほど、2回目は1分もかからずに完成しました。

履いてみると、しっかりと履くことができ、歩くのも問題ありませんでした。暖かさも感じ、避難所でのちょっとした防寒対策としても重宝しそうです。

今回は1枚で作りましたが、2枚重ねて作れば少し厚みも出て良さそう。鋭利なものが散乱している場所での使用には向きませんが、避難所生活などでは役立ちます。

一度作っておくと、いざというときに慌てることもないので、読み終わった新聞紙があるという人は試してみて。

(東京バーゲンマニア編集部)

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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