2022年も残すところわずかとなりました。
この1年を振り返ってみると、メイクに関してはマスク着用に対応したものはもちろんのこと、ナチュラルに美しく見せてくれるアイテムが充実し、支持されている印象でした。
筆者自身も日常使いしやすく、肌や唇になじみやすいメイクアイテムに手が伸びたように感じています。
今回は、そのようなことを背景に、マイベストコスメを前編・後編に分けて紹介します。
くすみをカバー、さりげなくトーンアップ
<ベースメイク部門>
コロナ禍で化粧崩れが気になっても、外出先でお直しがしにくい環境に身を置くことが多くなりました。
結局のところ「外出前のベースメイクで化粧崩れを防ぐしかない」ということで最も重宝したのが、ハウス オブ ローゼのフランクルール トーンデザインベース(3300円)です。
日焼け止め効果(SPF 50+/PA++++)を兼ね備えた下地クリームで、くすみをカバーし、さりげなくトーンアップします。そして、毛穴や小ジワなど肌の凹凸もカバーしてくれるから、この上にフェイスパウダーを重ねてベースメイクを終える日も多々ありました。
年齢を重ねると、くすみやシミ、毛穴など隠したい悩みが増えてきて、ファンデにはカバー力を求めがち。けれど、作り込んだ肌というのがあまり好きではありません。
素肌感を残しつつ、美肌に見せてくれるファンデということで今季最も惹かれたのが、シンピュルテのアンビシャス ビューティーセラム ファンデーション #01 明るいベージュ(6600円)です。
紫外線対策もでき(SPF 50+/PA+++)、みずみずしいツヤとハリ感で乾燥が気になる季節も美肌演出効果は高いと感じています。また、レチノール様の働きを持つヒトデのエキスなど美容成分が72.9%も配合されていて、スキンケア効果が高いのも素晴らしいと感じました。
<チーク部門>
田中みな実さんご愛用チークとしてバズったことでも知られる、ローラ メルシエのブラッシュ カラー インフュージョン(ローズグロウコレクション)の#R1(3850円)。
肌に溶け込むようになじみ、くすんだピンク色がナチュラルな血色感を頬に宿してくれます。また、輝くようなうるんだツヤも与えてくれるから、美肌に見せてくれるだけでなく、イキイキとした表情を作るのに一役買ってくれました。
<アイブロウ部門>
つい濃く描きすぎたり、色選びを誤ったりして野暮ったく仕上がってしまうこともある眉。
うっかり野暮ったく仕上ったときに救ってくれたのが、セザンヌの極細アイブロウマスカラ #C1 ピンクブラウン(528円)でした。
スクリューブラシで濃さを調整してからサッと塗り重ねると、絶妙なニュアンスチェンジで抜け感を出し、ふんわりとした眉に。小回りが利くので塗りやすく、地肌に付きにくいのも好印象でした。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。