ネットショッピングの革命! オンラインでジャストサイズの服がわかるサービスを解剖
(Virtusize公式サイトより)
お値段もオトクで、手軽に欲しいものを選べるのがオンラインショッピング。でも服を買うときはどうしても「サイズ大丈夫かな...」と、不安を感じてしまいますよね。
たとえば同じMサイズでも、シルエットや素材によってちょっとずつ感覚が違ったり......。そんなドキドキを解消してくれるサービスを紹介します。
紹介するサービスは2つ。「unisize(ユニサイズ)」と「Virtusize(バーチャサイズ)」です。
あれ?いつものサイズが入らない
「unisize」と「Virtusize」は、ともにオンラインショッピングサイトに導入されているシステムです。服を買う前に、サイズ感を把握するための様々な機能を備えています。
「unisize」は、2016年2月よりサービスを開始。簡単なアンケートを入力したら、どのサイズを購入したら"自分にぴったり"なのかを教えてくれるスグレモノです。
いつもMだからと思って考えずに買ったら「意外にパツパツ...」なんてことがないように、スタイルに合わせて最適なサイズを提案してくれます。
特に画期的なのは、AIを利用した自動採寸サービス。体型がわかるように撮影した写真をアップすると、AIが自動で体の各部位を数値化してくれます。
購入履歴から「過去に買った服とのサイズ比較をしてくれる」のも嬉しい機能です。
「肩幅に余裕ある」「袖が短い」といった情報を入れることで、より的確なサイズをレコメンドしてくれます。自身でメジャーで測る、なんて手間も要りません。
腕の長さや肩幅は、全体のシルエットに関わる大事なポイントですが、頭の中で正確に着た姿をイメージできる人は少ないでしょう。最新技術の力を借りられれば、安心して買い物できます。
「unisize」はしまむら、ライトオン、ELLE SHOP、DoCLASSEなど多数の企業で導入されています(2022年10月現在)。一度「unisize」に登録しておけば、各洋服の商品ページへアクセスしたときに自動でおすすめサイズを表示。また、Facebookアカウントを持っていれば、簡単に登録・ログインできます。
もう1つの「Virtusize」はスウェーデンで創業。2013年、日本へ進出しました。2022年10月現在は、BEAMS、dinos、UNITED ARROWS、RALPH LAURENなどのオンラインショッピングで導入済みです。
「Virtusize」は、より細かな数値を設定することによって得られるフィット感が特徴です。
肩幅、ウエスト、ヒップを「大きいほう」「小さいほう」などの項目から選択することで、自分に合ったシルエットを提案。「サイズはあっているけどちょっと着心地が悪い」といったことがないように、「肩幅(ウエスト)タイト」といった情報も網羅してくれます。
普段から"ピッタリ系"が好みの人であればいいですが、ゆったり着こなしたい場合は「じゃあ、やめておこうかな」と判断する基準になりますよね。
「unisize」と同じように自分が持っている服との比較機能もあるため、よりジャストなサイズを見つけることができそうです。
「unisize」「Virtusize」のどちらも便利ですが、導入しているショップサイトが異なります。利用はもちろん無料なので、よく利用するショップサイトで登録しておくと、後々便利ですよ。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。