SNSで話題に上ることが多く、店舗で欠品していることも多い、KATEの「フェイスパウダーZ(オイルブロック)」(1320円)。
その口コミをチェックしてみると、「デパコスのパウダーと比べても遜色なし!」「1日中テカらない!」など高評価を得ているようです。
とはいえ、実際のところはどうなのでしょうか?
これまでSUQQU、コスデコ、THREE、エレガンス、ディオール、シャネル、ナーズ、イトリン、ジバンシイなど名だたるデパコスを試してきた筆者が、それらと比較しながらレビューをお届けします。
形状やパフの質は?
大きさは、手のひらサイズ。容量は6gです。フェイスパウダーの容量は一般的に多すぎて使い切れないうちに使用期限を迎えることが多いので、程よいサイズ感だと感じます。
KATEらしいモード感漂うスタイリッシュなパッケージで、透明のケースにホワイトのパウダーが収納されていて、ブラックの蓋という仕組みです。
穴の大きさは直径3mm程度と絶妙で、パフを押し当ててひっくり返してもドバッと中身が出てしまうことも、逆に量が少なすぎて不満を感じることもありません。
デパコスでも多く中身が出てしまう形状のものはあるので、これは嬉しい仕様です。
パフの質についてですが、小さいということは小回りが利くという利点がある反面、何度も塗らなくてはならないという面倒さがあります。
ただ、パフの肌あたりはそれなりに良く、厚みもあるので、ストレスを感じることなく、パウダーを肌にのせることができます。
しかし、デパコスのパフは、もっとふかふかしていて肌あたりも極上という品質のものが多いので、パフの品質においてはデパコスに軍配が上がる印象です。
気になる粉質は?
プチプラのパウダーというと、厚塗り感が出ないか、ムラなく均一に塗ることができるか、気になるところ。その点において、KATEはまずまず優秀です。
粉質は、非常に粒子が細かくサラサラとしているのが特徴的で、肌にのせたとき厚塗り感が出にくく、何よりなめらかな肌触りに仕上がるのが嬉しいです。
ホワイトパウダーは、肌にのせたときに無色透明になり、肌に溶け込むようにナチュラルな仕上がりになります。
トーンアップ効果など肌色の変化を求める人には不向きとも言えますが、白浮きすることもないので、肌のトーンやシーンを選ばずに使いやすい商品だと感じます。
粉質については、デパコスと比較してもかなり健闘していると言えます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。